2025/02/07
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<建物が完成すれば工事中の不具合は隠れます!>についてお話をします。
今日のお話は
玄関上がり框などの
キソパッキンの施工不具合のお話です。
結論から言えば
新築各工程検査を実施する事で
建物の完成後に
隠れてしまう不具合を
事前に
見つける事が出来るので
新築各工程検査は必須検査ですよ!
本題に入ります。
新築各工程検査の
「金物・構造躯体検査」で
下記写真①、②等の様な
現場に出くわす事が有ります!
下記写真①の
不具合箇所が分かりますか?
今回は
赤丸で囲っていません。
上記写真①の不具合内容は
出隅角部分の
キソパッキンの取り合い部分が
約1センチくらい離れています。
では何故
これが不具合になるのでしょうか?
玄関・ユニットバス以外の
基礎外周廻りの
通気キソパッキンの役目は
床下に
外気を通気させる事で
床下の湿気を排出させる事が
主な役目です。
しかし
ユニットバスの基礎廻りや
玄関土間との境のキソパッキンは
通気をしない気密キソパッキン
でないといけないのです。
何故ならば
床下に入った外気が
玄関やユニットバスに入ってしまう事は
言い換えれば
室内に外気が入るという事になります。
これでは
いくら室内を冷暖房しても
外気が室内に入ってしまい
冷暖房の効果が下がってしまいます。
上記写真①の場合
玄関の土間はタイルなどで
仕上げてしまいますので
上記写真①の様な
すき間は見えませんが
風速計で計測すれば
床下から外気が入って来る事が
よく分かりますよ!
風速計が無い場合は
ティッシュを
小さく切った切れ端でも分かります!
下記写真②は
これも玄関部分の
キソパッキンの写真ですが
この写真の場合は
気密キソパッキンで施工する所に
通気キソパッキンを使用しているのです。
もう信じられませんね!
今日の纏めとして
上記写真①、②の不具合は
新築各工程検査を
実施した場合は
仕上がる前に
是正補修は出来ますが
建物が仕上がった後に
住宅診断で床下に入っての
調査を実施しなかった場合は
恐らく
気が付かないで玄関が寒いとか
知らない内に
光熱費を余分に支払う事に
なるでしょうね!
如何でしたか?
新築各工程検査が
必要な事がご理解
出来ましたでしょうか?
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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