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気密性能がC値1.0以下だから寒くない?

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<気密性能がC値1.0以下だから寒くない?>についてお話をします。

今日のお話は

高気密・高断熱住宅の

気密性能に関して注意したい事とは?

と言うお話です。

 

気密性能がC値1.0であっても

足元が寒いと感じるのは何故か?

 

室内の快適条件

ISO(国際標準化機構)の

冬期の快適条件には

寒さを感じない室内条件が6つ有って

 

その内の2つを紹介してみます。

①頭部と足元の温度差は3℃以下

平均気流速度は0.15m/s以下

と言う条件が有ります。

 

①の場合は

室内の暖かい空気は

上昇してしまいますので

 

頭部よりも足元が

寒さを感じる要因になります。

 

一番の問題(私見として)が

②の場合ではないかと考えています。

 

身体は

自身の体温によって生じる肌表面の

上昇気流が断熱層となって

身体からの放熱を抑えているそうです。

 

なので

室内がそれなりの室温が有ったとしても

 

風速0.15m/sを超える気流が身体に当たると

身体の断熱層が弱まって

寒さを感じてしまうそうなのです。

 

よく聞く話で

マンションに住んでいた方が

一戸建て住宅に引っ越して感じる事は

 

主婦の方の場合は

キッチンで調理をしている時に

足元が寒いと言われる原因は

 

下記写真①~③からの箇所から

外気が室内に入っている事が

原因なのではないでしょうか!

 

因みに

下記写真①~③の写真は

気密測定中の各箇所の

風速を計測した時の写真です。

 

下記写真①は

キッチン床に有る床下収納庫です。

 

この床下収納庫からは

何と風速0.66m/sだったのです。

 

【写真①】

 

 

下記写真②は

勝手口のドアの写真で

風速0.31m/sでした。

 

【写真②】

 

 

下記写真③は

ガスコンセントを計測した時の写真で

風速が0.83m/sだったのです。

 

【写真③】

 

 

この建物の気密性能が

結果的にC値1.0だったので

計測した時にはビックリしました。

 

まぁ

冷静に考えれば

ビックリする事では無いのですが

 

実際の生活を始めた場合も

この風速の数値になるのかな?

 

 

今日の纏めとして

注文住宅を建てられる方

 

気密測定の結果が

C値1.0以下だったから

 

高気密住宅だと

安心するのではなくて

 

上記写真の様な箇所の風速を

必ず計測して

風速0.15m/s以下に

なっているかを確認しましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

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