2025/02/09
Y&Y設計事務所は
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住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<気密性能がC値1.0以下だから寒くない?>についてお話をします。
今日のお話は
高気密・高断熱住宅の
気密性能に関して注意したい事とは?
と言うお話です。
気密性能がC値1.0であっても
足元が寒いと感じるのは何故か?
室内の快適条件を
ISO(国際標準化機構)の
冬期の快適条件には
寒さを感じない室内条件が6つ有って
その内の2つを紹介してみます。
①頭部と足元の温度差は3℃以下
②平均気流速度は0.15m/s以下
と言う条件が有ります。
①の場合は
室内の暖かい空気は
上昇してしまいますので
頭部よりも足元が
寒さを感じる要因になります。
一番の問題(私見として)が
②の場合ではないかと考えています。
身体は
自身の体温によって生じる肌表面の
上昇気流が断熱層となって
身体からの放熱を抑えているそうです。
なので
室内がそれなりの室温が有ったとしても
風速0.15m/sを超える気流が身体に当たると
身体の断熱層が弱まって
寒さを感じてしまうそうなのです。
よく聞く話で
マンションに住んでいた方が
一戸建て住宅に引っ越して感じる事は
主婦の方の場合は
キッチンで調理をしている時に
足元が寒いと言われる原因は
下記写真①~③からの箇所から
外気が室内に入っている事が
原因なのではないでしょうか!
因みに
下記写真①~③の写真は
気密測定中の各箇所の
風速を計測した時の写真です。
下記写真①は
キッチン床に有る床下収納庫です。
この床下収納庫からは
何と風速0.66m/sだったのです。
下記写真②は
勝手口のドアの写真で
風速0.31m/sでした。
下記写真③は
ガスコンセントを計測した時の写真で
風速が0.83m/sだったのです。
この建物の気密性能が
結果的にC値1.0だったので
計測した時にはビックリしました。
まぁ
冷静に考えれば
ビックリする事では無いのですが
実際の生活を始めた場合も
この風速の数値になるのかな?
今日の纏めとして
注文住宅を建てられる方は
気密測定の結果が
C値1.0以下だったから
高気密住宅だと
安心するのではなくて
上記写真の様な箇所の風速を
必ず計測して
風速0.15m/s以下に
なっているかを確認しましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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