2025/02/23
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<第1種換気システム本体の断熱欠損に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
住宅診断に於いて
第1種換気システムに
問題点が有るというお話です。
24時間換気システムで
一番多く採用されている換気は
第3種換気になります。
この第3種換気は
各居室に自然給気が入る給気口を設けて
トイレなどに設置した
24時間換気扇を回す事で
居室の空気を
1時間に0.5回以上入れ替える事を
目的としている換気の事です。
費用が
一番安く施工が出来ますが
室内の気密性が無い建物であれば
本来の換気目的の機能が
発揮できていませんね。
第3種換気よりも
計画的に換気が出来るのが
第1種換気システムなります。
この第1種換気とは
給気と排気の両方を
機械換気で計画的に
しかも強制的に行うシステムです。
各居室(必要な箇所)に給気口を設置して
その給気口(グリル)から新鮮な空気を出して
換気システム本体で換気するので
計画的に室内の空気を換気する事が
出来る仕組みになっています。
このシステムを使用するには
第3種換気と同じで
居室の気密性能が高くないと
宝の持ち腐れになります!
下記資料①は
第1種換気本体を
天井裏に設置する設置例の資料です。
上記資料①の下側の絵では
天井断熱材で換気システム本体を
綺麗に包み込んでいる絵になっていますが
実際のところ
絵の様にキチンと綺麗に
換気システム本体を覆う事が出来ません。
今まで何件も
第1種換気システムの住宅の
住宅診断を実施して来ましたが
キチンと綺麗に天井断熱材で
換気システム本体を覆った
建物は見た事が有りませんね!
下記写真①が
実際に換気システムを
断熱材で覆っている写真ですが
断熱欠損だらけです。
実際には
本体に接続しているダクトも
断熱材で覆う様になっていますが
ダクトの上の断熱材にも
断熱欠損が確認出来ます。
まぁ
換気システムのメーカーは
工務店任せにしているという事で
断熱欠損が発生している事から
目を逸らしている様ですね!
工務店は工務店で
断熱欠損の事迄
考えが及んでいない様です。
この断熱欠損の不具合は
今後も解決しようが無いのでしょうかね?
今日の纏めとして
室内の計画的で効率良い
換気を考えるのであれば
第1種換気システムを採用して
尚且つ
気密性能を
C値0.5㎝²/m以下にしたいですね!
天井裏の換気システム本体の
断熱欠損の解決策としては
換気システム本体をボックスで覆い
ボックスであれば
断熱材の設置方法も
キチンと設置出来ると思いますので
お勧めしたいですね!
面倒くさい(手間が掛かる)でしょうけど・・・・。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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