2025/03/10
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<床下に地割れが有る場合は床の傾斜に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
床下に地割れなどが有った場合の
その原因などのお話です。
これはあく迄も
住宅診断を実施した経験上からの
私見になります。
下記写真①は
床下が地盤の場合の地割れ写真です。
この建物の場合は
建物の近くに
高低差の有る低い法面が有り
基礎の立上りにも
大きなひび割れ補修の跡が有りました。
皆さん
何が原因と思われますか?
1つの要因は
建物の近くに低い法面が有る事です。
ただし
この低い法面にも色々有る内の
造成時に埋め戻した地盤を支える
石積みやコンクリート擁壁の法面です。
この低い法面が有るだけでは
地割れは発生しません。
もう一つの要因は
有る程度大きな地震です。
地震により
敷地の地盤が揺れ動され
法面の低い方に
敷地の地盤(土)がズレたと考えます。
つまり
埋め戻し地盤を支える法面と
地震の揺れの2つの要因が
地割れの原因と考えています。
基礎立上りのひび割れは
地震の揺れが原因ですね!
地震以外には
例えば
隣地で大きな建物を建てる為に
シートパイルを打ち込んだ場合も
要注意ですね!
下記写真②は
隣地境界線近くに
シートパイル打ちをした為に
発生したと思われる
床下の防湿コンクリートのひび割れです。
この建物の場合は
地盤沈下の為に建物全体が傾き
結果的に訴訟になり
建替えになった建物の写真です。
因みに
既存住宅を購入される場合
建物の近くに
低い法面が有る場合は要注意ですよ!
今日の纏めとして
既存住宅を見学に行った時に
特に
コンクリート擁壁に
大きな幅のひび割れや
石積み擁壁の
石のズレが有った場合は
建物全体が
傾斜している可能性が大きいので
必ず契約前に
住宅診断を依頼して
床・壁の傾斜計測をお勧めします。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
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メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
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これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
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