2025/03/28
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今回は、<24時間換気システムを選択する基準は?>についてお話をします。
今日のお話は
前回に続き24時間換気システムのお話です。
24時間換気には
第1種換気システムと第2換気システムと
第3換気システムが有ります。
一般的に普及しているのは
第3種換気システムの
各居室から自然給気と
トイレなどに設置する
機械換気がセットになっています。
この第3種換気システムの注意点は
前回のブログでお話した
各居室の吸気口の設置位置です。
もう一つの注意点は
建物全体の気密性能です。
つまり
気密性能が無ければ
例え吸気口位置が
適性の位置で有っても
例えばトイレの
24時間換気扇を作動していても
居室の
吸気口から外気が殆ど入らず
換気扇近くに有るすき間から
空気が入り込み
その空気を
トイレの換気扇で排出しているのです。
つまり
肝心の室内の換気が
全然出来ていないのです。
また例え
気密性能が良くても
第3種換気システムには
弱点が有ります。
一般的に
使用される換気は
壁付けプロペラファンです。
プロペラファンは
パワーが弱いため
強風時は換気扇が
止まってしまったり
逆流してしまったり
すると言った問題が有ります。
また
気密性能が高いと
室内圧に
プロペラファンのパワーが
負けてしまい
換気量が
通常の半分ほどに
なってしまう事も有ります。
なので
壁付けパイプファンを使用せずに
費用は少し高くなりますが
ターボファンや高静圧ファン等の
パワーの強いファンを
選ぶ事をお勧めします。
もう一つ
避けては通れない
第3種換気をのデメリットが有ります。
それは
例えば冬期でお話すると
室内の暖まった空気が
換気扇から排出され
吸気口から
外気の冷たい空気が
暖まっている室内に入って来ます。
つまり
室内の熱損失が非常に大きい事です。
対応策として考えられるのは
第1種換気の
ダクト式熱交換型にすれば良いですが
ダクト内に埃が溜まる事や
イニシャルコストが
高いデメリットが有ります。
これらの折衷案として
ダクトレス熱交換型に
する方法も有ります。
ダクトレス熱交換型の場合は
70秒おきに吸気と排気が
交互に作動しますので
室内全体の換気が
キチンとされるかが
疑問に残ります。
今日の纏めとして
24時間換気システムを選ぶ時は
何を重視するかを
よくよく検討して機種を選択する事が
重要ですね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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距離7.7km 歩数は10,108歩
トータル561日目(休んだ54日間含む)
総距離5,108.1km
総歩数6,703,367歩