2025/04/08
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<基礎配筋検査の不具合事例のお話です!>についてお話をします。
今日のお話は
特に基礎配筋についてのお話です。
今まで
瑕疵保険の配筋検査や
工程検査での基礎配筋検査で
実際の施工品質を検査している時や
ウォーキング中に工事中の現場を
チェックしている時に発見する不具合で
特に注意して欲しい箇所を挙げてみます。
下記写真①は
間仕切基礎立上りの
かぶり厚さ足らずの写真です。
上記写真①は
ウィーキング中に発見した
かぶり厚さが無い事が明らかに
敷地外からも分かります。
もし実際の
各工程検査の基礎配筋検査時に
この様な
かぶり厚さ足らずを発見した場合は
かぶり厚さが足らない側の型枠を
かぶり厚さが確保できる様に
是正して頂きます。
下記写真②は
基礎を貫通するスリーブ管からの
鉄筋までのかぶり厚さ足らずと
スリーブ管廻りの
補強筋が未施工の写真です。
上記写真②の
基礎を貫通するスリーブ管廻りの
かぶり厚さ足らずが実に多いですね!
何処の現場でも
さりげなくこの様な施工をしています!
上記写真②を実際に是正するには
スラブの所はスラブ筋を広げて
補強筋を設置すれば良いですが
外部に出る
スリーブ管廻りをどうするか?
これを
正式に是正させる事は大変難しく
工務店が頭を悩ませる箇所ですね!
これが注文住宅で
施主自身(プロ施主)が指摘した場合は
是正が終わるまでは
工事がストップすると思います。
下記写真③は
砕石の転圧不足が原因で
サイコロ(スペーサー)が沈んで
かぶり厚さ不足になっています。
最近は多少は改善しているのかな?
と思っていると
やはり
変わらず沈んでいる現場をよく見ます。
最後に下記写真④の
鉄筋同士のあき寸法足らずとして
鉄筋が3本以上重なっている写真です。
上記写真④は
鉄筋が4本重なった箇所と
3本が重なった箇所が同じ所に有ります。
ウォーキング中に発見した
工事中の現場ですが
今まで見た中で一番酷い事例ですね!
今日の纏めとして
偶に注文住宅を建てられる方で
瑕疵保険検査で
基礎配筋検査を実施するから
安心と考えている方がいますが
考えを改める事をお勧めします。
瑕疵保険検査員は
上記写真の不具合を指摘し
強制的に是正させる事は
殆ど有りませんから要注意ですよ!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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昨日のウォーキング&ジョギング
距離6.4km 歩数は9,450歩
トータル572日目(休んだ54日間含む)
総距離5,204.8km
総歩数6,827,342歩