2025/04/10
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今回は、<4P梁両端部は柱で支える事を基本にしたい!>についてお話をします。
今日のお話は
オペレーターが作成した
プレカット図面のお話です。
私が住宅プランを考える時は
柱・耐力壁の直下率と
大梁の両端部の下に柱を配置する事を
いつも
念頭に入れてプランを考えています。
この考え方の基本は
上からの荷重がすんなりと
柱を真っすぐに伝わって
基礎迄伝わる事を考えているのです。
つまり
外周部のサッシ中央に
梁が架からない様に配慮する事によって
無駄に
構造材を大きくさせない事で
構造材費も
少しでも安くなる事にもなります。
ただし
その事により
プランが犠牲にならない様に
小・中梁の架け方までを
検討してプランを作成しています。
今回たまたま
初めて使うプレカット屋さんへ
工務店が依頼したとの事で
プレカット屋から私の方へ
プレカット図面が送られてきました。
そのプレカット図面を見て
何だぁ~って一瞬怒りを覚えました!
何も考えずに
サッシの中央へ大きな梁を架けて
サッシ上部の梁で
大きな梁を受けるので
その大きな梁の同寸法の梁を
サッシ上部へ配置しているのです。
プレカット屋の
プレカット図面を作成するオペレーターは
コストの事迄は考えないのだろうか?
それとも流れ作業的に
構造的な事(上からの荷重の流れ方等)も考えずに
プレカット図面を作成しているのか?
怒りを抑えて
プレカット屋に電話で下記の事を伝え
梁の架け方を修正して頂きました。
許容応力度計算を
実施しない建物なので
耐震性能の事を考えて
柱・耐力壁の直下率や
構造区画(梁の両端に柱を配置)を
意識してプラン作成をしています。
今日の纏めとして
実際に建てられている住宅で
下記写真①や②の様な
梁の架け方をしている住宅が有ります。
下記写真①は
ここ迄の事例は珍しいですね!
下記写真②は
2階の小屋梁で
そんなに荷重は掛かりませんが
基本は守ってもらいたいですね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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