2025/04/25
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今回は、<ベタ基礎ベース貫通のさや管はNG要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
ベタ基礎ベースコンを貫通する
さや管設置には要注意!というお話です。
下記資料①を見て下さい。
さや管のメーカー資料に
私が
かぶり厚さ足らずと赤文字で
付け足しています。
メーカーの資料には
鉄筋のかぶり厚さの事迄考えずに
さや管の設置方法を書いていますが
この資料の様に
さや管を設置する事は
実際には
鉄筋のかぶり厚さが取れないので
設置する事が出来ません!
何故ならは
下記図面①を見て下さい!
下記図面①は
一般的なベタ基礎の断面図です。
下記資料②に
赤線で囲っているD部分の寸法が
140になっています。
一回り
小径であっても114です。
この114のさや管であっても
下記図面の114に鉄筋の間に
キリキリ通す事が出来ても
さや管上下のかぶり厚さが取れないのです。
下記写真①は
実際にさや管を設置した写真です。
ベース配筋部分に補強筋が無い事と
鉄筋のかぶり厚さ足らずです。
尚且つ
上記図面①の様に
鉄筋間の114の間にさや管を
通していますのでNG事例です。
という事から考えて
一般的なベタ基礎では
上記資料①の様に
ベタ基礎ベース部分に
さや管は通す事が出来ません。
ではどうするのか?
方法としては
ベタ基礎ベースコン上の
立上りコンクリート部分に
排水管を
貫通させる方法が有りますので
メンテナンスを考えても
こちらの方法が良いと考えます。
今日の纏めとして
今までの基礎配筋検査では
上記に記載した部分に関しては
チェックしていませんでした。
なので今後
新築各工程検査が有った場合は
事前に上記資料①の
さや管施工はNGという事を
事前に
工務店に伝えるように致します!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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