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ベタ基礎ベース貫通のさや管はNG要注意!

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<ベタ基礎ベース貫通のさや管はNG要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

ベタ基礎ベースコンを貫通する

さや管設置には要注意!というお話です。

 

下記資料①を見て下さい。

さや管のメーカー資料に

 

私が

かぶり厚さ足らずと赤文字で

付け足しています。

 

メーカーの資料には

鉄筋のかぶり厚さの事迄考えずに

さや管の設置方法を書いていますが

 

この資料の様に

さや管を設置する事は

 

実際には

鉄筋のかぶり厚さが取れないので

設置する事が出来ません!

 

【資料①】

 

何故ならは

下記図面①を見て下さい!

 

下記図面①は

一般的なベタ基礎の断面図です。

 

下記資料②に

赤線で囲っているD部分の寸法が

140になっています。

 

一回り

小径であっても114です。

 

この114のさや管であっても

下記図面の114に鉄筋の間に

キリキリ通す事が出来ても

さや管上下のかぶり厚さが取れないのです。

 

【図面①】
【資料②】

 

 

下記写真①は

実際にさや管を設置した写真です。

 

ベース配筋部分に補強筋が無い事と

鉄筋のかぶり厚さ足らずです。

 

尚且つ

上記図面①の様に

鉄筋間の114の間にさや管を

通していますのでNG事例です。

 

【写真①】

 

 

という事から考えて

一般的なベタ基礎では

 

上記資料①の様に

ベタ基礎ベース部分に

さや管は通す事が出来ません。

 

ではどうするのか?

 

方法としては

ベタ基礎ベースコン上の

立上りコンクリート部分に

 

排水管を

貫通させる方法が有りますので

 

メンテナンスを考えても

こちらの方法が良いと考えます。

 

 

今日の纏めとして

今までの基礎配筋検査では

上記に記載した部分に関しては

チェックしていませんでした。

 

なので今後

新築各工程検査が有った場合は

 

事前に上記資料①の

さや管施工はNGという事を

 

事前に

工務店に伝えるように致します!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

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携帯電話:090-1183-5008

 

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