Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

ベタ基礎スラブ筋の定着長さに要注意!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<ベタ基礎スラブ筋の定着長さに要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

ベタ基礎スラブ筋の定着長さのお話です。

 

専門的なお話になりますが

配筋検査時に

鉄筋の定着長さが守られていない可能性が

有りますので要注意です!

 

下記図面①は

スラブ筋の定着長さが守られている基礎断面です。

 

スラブ筋の定着長さを説明しますと

スラブ筋D13の場合の必要定着長さは

13×40d=520㎜以上が必要です。

 

【図面①】

 

 

上記図面①を説明すると

定着長さの始まり箇所は

ベースコンのハンチ部分からと考えます。

 

それで計算すると

300+150-60(かぶり厚さ)

+114+26=530㎜ > 520㎜ ∴OK

 

つまり

ベタ基礎外周部分のベース幅が300㎜以上有れば

定着長さはクリアすると考えられます。

 

よく有る実際の基礎では

下記図面②の様に

ベース幅が200㎜前後が多いですね。

 

【図面②】

 

 

上記図面②の場合は

明らかに

スラブ筋の定着長さ足らずになります。

 

なので

新築分譲住宅を建てる工務店の方は勿論ですが

 

注文住宅を建てられる方

新築各工程検査を依頼して

基礎配筋検査を実施して貰いましょう!

 

 

今日の纏めとして

今年4月から

改正建築基準法が施行されましたので

 

工事監理者

この定着長さもチェックして

写真撮影も必須になると考えています。

 

ただし今のところ

基礎配筋のどこの箇所の写真が

必要なのかは明示されていません。

 

鉄筋の定着長さや継手長さ

更にかぶり厚さ等々の写真を

全て撮るとなると

 

工事監理者

大変な負担がかかる事に対して

費用の上乗せが

出来れば良いのですが・・・・。

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!

メール:info@yandykensa.com

携帯電話:090-1183-5008

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側

「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

「住宅コンサルティング」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距11.6km  歩数は12,153歩

トータル588日目(休んだ54日間含む)

総距離5,393.2km

総歩数7,054,095歩