2021/02/12
今回は、＜中古住宅を購入する時は焦らない事！＞についてお話をします。
最近
胡蝶蘭を育てる事を勉強中で
ホームセンターなどに行って
最初の売値の１/３以下になったものしか
購入しない様にしていました。
しかし
欲しい胡蝶蘭の値段が
１/３になる前に売れてしまい
ガッカリする事が何回も有りました。
で
あの時買っていれば良かったと後悔してしまう事も・・・・。
胡蝶蘭の場合は
住宅と比べたら
値段的には比べ物にならない事なのですが
人間の心理的な事で言えば同じ事ではないでしょうか？
何が？
と言いますと
特に中古住宅を購入しようと
住宅診断を依頼して頂いた
ご依頼主様から聞いたのですが
色々と物件を探していて
自分の思う様な物件には
値段が高いので手が届かず
届きそうな物件を見ると
どうしても
「帯に短し襷に長し」の諺にも有るように
中途半端な物件ばかりとの事。
何処かで踏ん切りを付けて
購入しないと・・・・と考え
色々と物色していた中で
子供の通学の事を考えた時に
一番良かった物件で決めようと
仲介業者に連絡をしたら
もう売れました！って事が有ったそうです。
その時は
とてもガッカリされたそうですが
それでも漸くして
今回の物件を見つけて
早速
私の所に
住宅診断の依頼をしてくれたとの事でした。
依頼の仕方も
凄く焦った依頼の仕方で
何時何時までに契約の返事をしないと
他の人を待たしているので
それ以上は待ちませんよ！って言われていたとの事。
という事で
早速
住宅診断を実施したのですが
床の計測結果が６/１０００以上有り
原因として
法面の方に傾斜しているので
明らかに「不同沈下」の事象とお答えしました。
勿論
それを裏付ける
基礎のひび割れ、壁のひび割れなどを
総合判定しての回答です。
ご依頼主様が
この物件を契約されたかどうか・・・・？
これ以上立ち入る事が出来ませんので
この後どうなったかは分かりません。
今回の纏めとして
中古住宅を購入する時には
その人の色々な期限の制約や
条件が有るとは思いますが
出来る限り
期限に余裕を持って物件探しをして下さい。
何回も
あの物件を購入しておけば良かったと
思う事が有るかもしれませんが
その物件とは
縁が無かったと割り切って下さい。
でないと
焦って購入すると
自分が
泣き寝入りの仲間に入ってしまいますよ。
一生
後悔する事に成り兼ねませんよ！
後悔しない為には
契約する前に
「住宅診断」を実施して
建物の現況を洗いざらい調査しましょう！
「洗いざらい」とは
劣化事象の原因を
目視の範囲で調査する意味で使用しました。
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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