2021/03/01
今回は、<買主が買取再販業者として>についてお話をします。
何で
当たり前の事を
お題目にしたのか?
知り合い(同期生)の不動産業者から
売主側の「建物状況調査」をしてもらえんか?
と電話が有りました。
普通なら
即
お断りする内容の依頼です。
何故ならば
Y&Y住宅検査では
たとえ
「住宅診断」で有っても
売主側の依頼は受けない事にしています。
今回は
「建物状況調査」という事も
お断りする理由でした。
しかし
お話を聞いたのは
昔の同期生からの電話だったので
懐かしい昔話も有ったので
お話を聞いていました。
で
何か変な話になっていたのです。
それは
買取再販業者が
同期生が仲介する中古物件を
売主側で「建物状況調査」を実施した結果を見てから
その中古住宅を購入するかどうかを判断するという
私から言わせると信じられない話なのです。
買取再販業者のプロが
「建物状況調査」の報告書で判断するって事が
何々・・・・・・?
「建物状況調査」の報告書に記載している
劣化事象だけで判断するって事は
床下・屋根裏に入っての検査をしていない報告書ですよ・・・?
ここで
なるほどガッテン!
と腑に落ちました。
どの様に腑に落ちたかと言いますと
そもそも
買取再販業者は
床下・屋根裏の見えない所は
はなっからリフォーム工事を施す予定が無いから
「建物状況調査」の報告書で事が済むのだと
一人で
ガッテン!ガッテン!ガッテン!と笑ってしまいました。
皆さんは
何の事か分かりましたでしょうか?
つまり
買取再販業者の中古住宅は
見えない所はリフォーム工事をしないから気にしない・・・・?
のではないでしょうか?
これにプラスして
床下・屋根裏に入っての調査が無い
既存住宅瑕疵保険に
加入出来る中古住宅に仕立て上げるのは
お手のものですよね!
今回は
同期生の一本の電話から
買取再販業者の裏を見たような感じがしました。
やはり
買取再販業者の中古住宅は
要注意という事です。
必ず
床下・屋根裏に入っての「住宅診断」を
契約前に依頼して下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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