2021/03/17
今回は、<新築分譲住宅を購入する前に!として>についてお話をします。
新築分譲住宅を購入する前に
必ず営業マンに
確認した方が良いと思う事を
箇条書きして見ます。
①契約する前に「住宅診断」を入れても良いか?
②購入後の定期点検はどの様な手配になっているのか?
①については
契約後で有れば良いですよ!とか
又は
手直し事項を指摘されても
当社の規定内で有れば直しませんよ!
等々
「住宅診断」に後ろ向きな売主は少なく有りません。
何故なんだろうか?
新築分譲住宅なのだから
すんなりと一言
良いですよ!って
何故言えないのだろうか?
聞いた話では
過去に
重箱の隅をつつく様な
小さい手直しが出たからとか
何故か
住宅診断を実施したお客さんが
契約をしなかったとかの
余り良いイメージが無いようです。
私から言わせると
重箱の隅をつつく様な手直しは
裏を返せば
たいした手直しでは無いのではないかと思いますし
契約をしなかったのは
契約をしたくない何か他の訳が有ったと思います。
「住宅診断」が理由とは余り関係が無いと思われます。
この「住宅診断」で出た手直し事項を
次回
分譲住宅を建てる時に生かそうと考えたら
どんどん自社の品質が良くなるのだから
返って
どんどん「住宅診断」を依頼してって
反対にお客様に言った方が
信用されると思うのですが?
皆さんはどう思われますか?
②については
これは
買主様側にとって
大変重要な事です。
同じ新築の分譲住宅で有っても
定期点検(アフター点検)を実施する場合と
実施しない場合が有ります。
その違いは
定期点検を実施する分譲住宅は
売主自体が建てている場合が多いです。
つまり自社物件の分譲住宅の場合は
定期点検を実施する場合が多いと言う事です。
一般的には
3か月目、12か月目、24か月目の3回が多いですね!
他方
自社物件ではない分譲住宅の場合は
売主側の考え方次第ですが
殆ど
自ら定期点検(アフター点検)を実施しようとは考えず
買主側から手直し依頼が有った場合に
その都度
その手直し項目を
下請け業者(分譲住宅を建てた工務店)に
連絡をして
直しに行かす場合が殆どです。
ゆえに
手直し回数が多くなると
機嫌が悪くなり
無視される事も有るそうですので
これも
度を越さない様に注意して下さいね!
費用が掛かりますが
インスペクターに
1年と2年の点検時期に点検を依頼して
その手直し事項を
売主に渡して
直して貰う方法も有ります。
無償で直す
手直し項目の保証期間は
色々有りますが
最長2年間ですので
その間に手直しを伝えて直して貰わなければ
その後は
有料になる可能性が有りますので
注意が必要になります。
どうですか?
この2項目を押さえて置くだけで
購入後の嫌な思いや揉め事は
少なくなると思いますよ!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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