Y&Y設計事務所
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近隣住宅団地視察⑥として

このブログは

住宅診断を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入りしない様に

注意喚起の為にアップしています。

今回は、<近隣住宅団地視察⑥として>についてお話をします。

前回

この団地へ勉強の為の視察に行ってから

約3週間が経ちました。

その団地のモデルハウス展示場がオープンしてから

約一週間後の平日の5月11日に

例の

知り合いの知り合いの工務店が建てている

注文住宅の現場が

妻側外壁の下地面が屋根野地板まで

ダイライト(外壁下地材)を貼り上げていました。

この時点では

屋根裏に通気させる為の

開口部は有りませんでしたので

この工務店は

今回もまた

妻側外壁通気を無視するのかな?

って思っただけで

その程度の工務店だから仕方が無い。

それ以上は何も考えませんでした。

今日は

その団地のモデルハウス展示場の

27棟のモデルハウスをチェックした後に

その例の注文住宅をチェックする為に

見に行って来ました。

今日の工程は

軒裏のケイカル板?を施工していましたが

妻側外壁通気の為の金物は

確認出来ませんでした。

今迄

このブログで紹介した

外壁通気見切り等は

軒裏のケイカル板を貼っていましたので

設置する事は出来ません。

どうする気なのだろうか?

本気で

この工務店の考えとして

妻側外壁通気を設置しない気なのか?

微かな望みとして

軒裏に換気口を設置するので有れば良いけど・・・・。

次回行った時には

どの様にしているかハッキリ分かるでしょう!

楽しみですね!

 

話を変えまして

今日感じた事は

外壁下地にダイライトを使用しているハウスメーカー

または工務店が増えたような気がしました。

耐震性が有るので

外壁面に筋違いを入れずに済みますから

断熱材をキチンと入れ易くなるメリットが有りますね!

個人的には

何故、耐震性が有るのかが

納得が出来ていません。(笑)

次に

新しい情報として

本社が山口県に有るハウスメーカーを

この住宅展示場で初めて見たのですが

何と素晴らしい事に

外壁通気口が何処にも見当たりませんでした。

このハウスメーカーのホームページを見たら

ポンチ絵で

軒裏側から棟換気への外壁通気の流れを説明していましたので

建物自体は

外壁通気構法を採用しているのでしょう。

であれば

妻側外壁通気は

通気タルキなどを使用しているのか・・・・?

オーバーハング下の外壁部分の外壁通気は・・・・?

また

全館空調の仕様が有るみたいで

その仕様の場合は屋根断熱です。

妻側外壁通気と

屋根通気の取り合いがどうなっているのか?

これも

チェックすると色々と出て来るのかな?(笑)

今後は

このハウスメーカーも要チェックですね!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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