2021/10/22
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<基礎鉄筋配筋を鉄筋探知機で検査テスト>についてお話をします。
ここ1,2か月の間
基礎のかぶり厚さの件で
ブログの検索が急増しています。
その内の一人の方から直接電話が有った事で
この前(下記)のブログで紹介しました。
今日のお話は
鉄筋探知機の本番さながらの
テストを実施したお話をします。
たまたま
木造住宅の中間検査の立ち合い現場が有ったので
工務店の許可を頂いて
実際の住宅の基礎でテストをしてみました。
それが下記写真①と②です。
上記写真①は
基礎立上りの鉄筋配筋の
ピッチとかぶり厚さを探知した結果です。
かぶり厚さが80㎜弱なので
まあまあ基礎幅150㎜の真ん中に入っているのが分かります。
ピッチは約200㎜でした。
上記写真②は
基礎のベース筋の鉄筋の
ピッチとかぶり厚さを探知した結果です。
電気空配管が沢山有って
ホントは
もっと広い面で測定したかったのですが
仕方が無かったです。(´・ω・`)
写真上の
タテのテープに77㎜前後と
ヨコのテープに67㎜前後と書いている様に
ベース厚150㎜から考えた場合は
まあまあ合格ラインのかぶり厚さだと分かり
ベース筋ピッチが
150㎜ではなく200㎜だった事も分かりました。
という事で
いつでも自信を持って本番に行けます!(笑)
上記写真③は
確認検査機関の中間検査だったのですが
電気の配線の仕方が
とても綺麗に束ねて有って
凄く新鮮な気持ちになりました。
近い内に
現場のベストショット写真として
写真をブログにアップする時の一枚に入れます!
もし
電気の仕事が有った場合は
この電気屋さんに依頼したいなぁと思ってしまいました。
それとは別に
現場監督さんに
基礎の配筋探知の時のベース部分に
ゴミが散乱してあったので汚いからと一言伝え
それプラス
現場監督さんなのだから
現場内ではヘルメットを被った方が良いよ!って
いらん一言を伝えました。(笑)
しかし
中間検査に来た検査官が
ヘルメットを被っていなかった事に
ビックリしました。
上記写真④は
妻側小屋裏部分のPB張りをキチンとしていたので
まぁまぁだねと言いながら
また一言余分に
下屋部分の
屋根防水シートの立上り部分の下地が無い事を
言ってしまいました。
今回のこの現場で
基礎の鉄筋探知機のテストをさせて頂き
電気屋さんの素晴らしい電気配線を見た事で
何か良い感じで現場を後にして
東広島市市役所へ
増改築の確認申請を提出して来ました。
今日の纏めとして
自宅の不具合事象の事で
色々と一人で悩むのではなく
電話で相談して下さいね!
良い方向に解決できる様に
お手伝いします!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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