2021/11/18
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<宅建(住宅販売)業界の一面>についてお話をします。
新築分譲住宅の「住宅診断」を実施していて
相変わらず
Y&Y住宅検査の検査項目が不適合です。
折角
その新築分譲住宅を購入しようとした
「住宅診断」の依頼者様が
不適合事象を直して貰えないので
その新築分譲住宅を諦めてしまうとか?
運良く
その不適合事象を補修してくれる
工務店で有っても
全部が完全に補修とまでは行かない場合も有りますが
その場合は
折り合いを付けて契約される方はまだ良い方です。
一方で
一切補修はして貰え無いにも拘らず
色々な理由が有って泣き寝入り的に
その新築分譲住宅を契約される方もいます。
この様な方を
少しでも無くそうと試みたのが
分譲住宅の建てる工務店に
建築中の建物を見せて頂き
不適合事象を指摘して
補修してもらう事を実施していたのですが
好意的には受け取って頂けず
新築分譲住宅の
施工から不適合事象を減少させる試みは
残念ながら
諦めざるを得ませんでした。 ☜ 完全に力不足!
もし
自分の所の現場をチェックして欲しいと
言われる方がいれば
ご連絡を下さい!
という事で
新築分譲住宅を購入される方は
引渡し時に実施される
内覧会的なインスペクションを依頼して
表面的なキズなどの検査を依頼されるか
または
契約する前に
Y&Y住宅検査の「住宅診断」を依頼されるかは
購入者の考え方及び予算が有りますので
その辺を考慮して決められたら良いと考えます。
一つだけ
気を付けて頂きたい事が有ります。
それは
新築分譲住宅を販売する
仲介業者の少数の方だと思いたいのですが
「確認済証」が発行されている建物だから
不適合事象が事前に分かっていても
その事には触れず
買主側に対しての建物の説明では
新築の分譲住宅で
「確認済証」が発行されている建物です!
としか説明しないそうです。 ☜ 信じられない事ですが現実です!
この言葉を鵜呑みにして
問題が無い新築分譲住宅だと勝手に思い込んで
そのまま契約をするのかな?
まだまだ
「住宅診断」の普及が足らないですね! ☜ 反省!
今後も
「住宅診断」の重要性を発信している
このブログは
引き続き発信し続けます。
内容的には
今まで「住宅診断」を実施して来た経験を
特に
注文住宅を考えている方へは
住宅のプランを作成するに当たっての
注意点などを発信して行けたらと考えています。
それプラス
これまでの住宅の困り事相談と同じ様に
「住宅診断」で
色々な不適合事象を見て来ていますので
その不適合事象が起きない様に
住宅のプランチェックや基本設計などの
設計相談も受け付ける体制にして行きます。
勿論
新築分譲住宅や
中古住宅の購入を考えている方にも
購入後に
「後悔」「泣き寝入り」しない様に
注意点を
これまで通り発信して行きます。
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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