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分譲住宅でここまでやるか?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<分譲住宅でここまでやるか?>についてお話をします。

この既存住宅(中古住宅)を購入される方は

ホント

運が良いですね!って言ってしまう様な

分譲住宅で

ここまでやるか!って言う

少し感動した建物のお話をしてみます。

先日

既存住宅瑕疵保険の適合検査に行って来ました。

まだ築1年半の建物でしたが

あっぱれ!的な建物でした。

何があっぱれなのか?

目に見えない部分の

床下・屋根裏の些細な事なのですが

ホント

分譲住宅の建物で

ここ迄キチンと考えて施工されている建物は

この仕事を始めて初めてですね!

それのどこが良かったのか?

分かる様に写真で説明しますね!

 

【写真①】

 

上記写真①は

排水管の接続部分の役物が

半透明の部材を使用しています。

この様な半透明の部材を使用していれば

何処で詰まっているのか等の

メンテナンスがし易い利点が有ります。

また

給水・給湯パイプの接続部分は

案外

保温材が途切れている場合が有りますが

この写真の様に保温材で補強しています。

これはホント手間暇をかけていますね!

 

【写真②】

 

上記写真②は

ユニットバスの点検用の基礎断熱部分に

既製品のキソ点検口を使用しています。

この点検口の断熱材を貫通している

給排水管廻りはシーリングを打って気密はしていますが

出来れば発泡ウレタンで塞いでいれば

100点満点だったかな。

 

【写真③】

 

上記写真③は

この写真を見ただけで

何に感動しているか分かる人はいないかな?

一つは

雲筋違いの取り付け方です。

もう一つはと言うより

妻側のPB張りから天井断熱材の入れ方

電気配線に配線の仕方など

見える所全てに感動していました。 (笑)

 

【写真④】

 

上記写真④は

天井断熱材が整然と

敷き並べていました。

やはり

軽天下地の場合は

断熱材が綺麗に納める事が出来ますね!

軒高さ(階高)が高かった事も

断熱材が綺麗に敷けた要因ですね!

 

【写真⑤】

 

上記写真⑤は

ボルトのナット部分の座金に

ナットの緩み防止用の防振座金

使用しているのが見えますでしょうか?

小屋裏の部分にも全て使用していました。

些細な事ですが

材料費はアップしています。

如何でしたか?

ホント

工務店の考え方(知識)と決断が有れば

今回の様なあっぱれ的な建物が出来るのが分かりましたね!

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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