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何故、不具合事象の原因を追究しないのか?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<何故、不具合事象の原因を追究しないのか?>についてお話をします。

既存住宅(中古住宅)を契約する前に

建物の現況を確認する為に

「インスペクション」をしましょう!とか

「インスペクション」を実施すれば

事前に劣化状況が分かり

契約の判断材料になりますよ!

って良く聞かれると思います。

色々な

インスペクション専門業者関係のSNSや

リフォーム業者関係のSNSにも謳われています。

また

これに関連した事で

今度は

既存住宅(中古住宅)の売主や仲介業者が

既存住宅売買瑕疵保険の「付保証明書」が付保される

既存住宅(中古住宅)ですよ!って言って

如何にも

何も瑕疵や欠陥が無い既存住宅(中古住宅)と

安心させるようなセールストークを聞きます。

これって

皆さんはどう思われますか?

他にも

「安心R住宅」といって

国が定めたマークを付けた

一定の基準を満たした既存住宅(中古住宅)の事です。 ☜ 国のお墨付き!(笑))

この一定の基準と言うのは

簡単に言うと

既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合している

既存住宅(中古住宅)です!

少しもっともらしく言うと

国が審査して登録した事業者団体が

決めたリフォーム工事の基準で

リフォーム工事を実施した結果の基準が

既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合している

既存住宅(中古住宅)という事です。

下記資料①が

「安心R住宅」のQ&Aですので参考にして下さい!

 

【資料①】

 

はい

ここから今日の本題に入ります!

建物の現況を確認する為に「インスペクション」をしましょう!とか

既存住宅(中古住宅)の売主や仲介業者が

既存住宅売買瑕疵保険の「付保証明書」が付保される

既存住宅(中古住宅)ですよ!とか

「安心R住宅」といって

国が定めたマークを付けた

一定の基準を満たした既存住宅(中古住宅)とかの

「インスペクション」の内容ってどんな物なのか?

皆さんは

このブログに書かれている

「インスペクション」根本が分かっていますか?

インスペクションの実施方法は

ただ単に

劣化事象の各判定基準の有無をチェックするだけですよ!

また

上記「インスペクション」の基本的な考え方は下記4項目です。

①劣化状況等が建物の構造的な欠陥によるものか否か

 欠陥とした場合の要因が何かといった瑕疵の判定はしない。

②耐震性や省エネ性等の住宅にかかる個別の性能事項について

 当該住宅が保有する性能の程度を判定する事はしない。

③現行建築基準関係規定への違反の有無を判定する事はしない。

④設計図書との照合を行う事はしない。

この4項目の

4つの「しない」

何が安心な既存住宅(中古住宅)と言えるのでしょうか?

と言う簡単な疑問に対する回答が出て来ません!

ゆえに

Y&Y住宅検査が実施する「住宅診断」

目視の範囲で劣化事象の原因を追究するのです!

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

少し愚痴っぽくなりましたが (笑)

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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