2021/12/15
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<基礎ひび割れベスト4として>についてお話をします。
既存住宅(中古住宅)の購入を考えている方へ
もし
下記の様な基礎ひび割れが確認された場合は
不同沈下の原因を必ず確認しましょうね!
今日は
少し趣向を変えて
今まで写真で撮った中の
基礎ひび割れ(補修未済)ベスト4の写真を
アップして見ました。
勿論
その建物は
床の傾斜計測結果が6/1000以上で
不同沈下をしています。
築年数から考えて
基礎に鉄筋が入っていないと思われます。
それぞれのひび割れ位置などの説明をしてみます。
上記写真①は
基礎換気口入角に入ったひび割れです。
基礎換気口は
基礎の構造的な弱点になるので
最近の建物の仕様は
キソパッキン工法を採用しています。
ひび割れ幅は3.00㎜以上です。
上記写真②は
基礎の一般部分にひび割れが入っています。
この写真のひび割れの入り方が
少し珍しいのかな?
勿論
貫通ひび割れです。
ひび割れ幅は1.60㎜以上です。
上記写真③は
床下の人通口入角み部分にひび割れが入っています。
ひび割れ幅は7.00㎜以上です。
上記写真④は
床下の一般基礎部分のひび割れです。
せん断ひび割れになるのかな?
ひび割れ幅は3.00㎜以上です。
今日の纏めとして
物件を見に行った時に
このブログに書いている様なひび割れが有った場合は
基礎に鉄筋が入っていない可能性が大きいです。
契約する前に「住宅診断」を入れて
不同沈下の原因を確認された方が良いと思います。
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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