2022/01/01
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<Y&Y住宅検査の今年の方針として>についてお話をします。
新年明けましておめでとうございます
今年は
自宅から初日の出を見る事が出来ました。
昨年を振り返って見て
新築分譲住宅の「住宅診断」では
外壁通気構法の有無及び断熱施工の善し悪しを
重点に実施して来ました。
しかし
結局のところ
断熱材の施工不良は
ある程度補修したとしても
外壁通気構法の方は
規制違反ではないので売主側が対応しようとしません。
依頼主側の「泣き寝入り」ではないのですが
その不具合を承知で購入する事になってしまいます。
既存住宅(中古住宅)の「住宅診断」では
外壁に「カビ」が発生している不具合を指摘しても
原因は
外壁通気構法・断熱材の施工不良と考えられますが
外壁を剥がして確認する事が出来ませんので
結局のところ
そのままか又は外壁の塗り替えで落着します。
これが「住宅診断」の限界なのかな?
上記の不具合事象が確認されたからといって
契約を中止する方は殆どいません。
契約を中止する可能性が有るのは
床の傾斜(不同沈下)の有無だけの様ですね!
これが一年間を振り返って思った事です。
という事で
Y&Y住宅検査の今年の方針は
①経営方針の使命をより極め細かく実践して行く
②2030年に向けての
高断熱リフォーム工事の為の
「住宅診断」及び「設計・申請」を進めていく
の二つを柱にして行きます。
最初に
①の方は
※電話相談の強化として
中国新聞の「マイベストプロダイレクト」を窓口にする
ZOOMによる有料相談を開設させる。
「住宅診断」は重要なのですが
この一年間の実績から
電話等の相談で
ある程度は解決する事が分かりました。
※このブログ発信として
「住宅診断」に関連するブログを定期的に発信させる事で
注意喚起を促していきます。
②の方は
2030年に向けて避けては通れない事なので
積極的に案件が有れば実施して行きます。
という事で
今年のY&Y住宅診断の方針を書いてみました。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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