2022/01/05
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<ハウスメーカーだから安心なのか?>についてお話をします。
新築分譲住宅の契約を考えている方
そして
注文住宅を依頼している方へ
契約前(分譲住宅)や引渡し前(注文住宅)には
必ず
「泣き寝入り」「後悔」しない為にも
床下・屋根裏に入っての検査が有る
「住宅診断」を依頼しませんか?
今日のお話は
あるハウスメーカーの
注文住宅の「住宅診断」を実施した時の
お話をしてみます。
では
下記写真それぞれを説明してみます。
上記写真①は
小屋裏に入る為の点検口ですが
蓋を開けてビックリ!
な、な、何と
城東テクノの
高気密型天井点検口と断熱材の
セット品が入っているではないですか!
この時点で
天井断熱材も・・・・。って考えました。
上記写真②は
案の定と言うか流石と言うか
天井断熱材は
整然と綺麗に設置されているでは有りませんか!
次に考えたのが
床下の断熱材も・・・・。って考えたのです。
上記写真③は
床下に入っての検査で発見した不具合事象の写真です。
折角
天井裏の断熱材が綺麗に設置されていたので
まさか・・・・。
まぁ
配管廻りだけで有れば断熱材の充填忘れ
って事も有るかな?と思ったのですが・・・・。
上記写真④は
③と同じく
床下に入っての検査で発見した不具合事象の写真です。
配管廻りだけではなく
上記写真の様なすき間が至る所に確認!
な、何なんだ!この会社は?(怒る)
腹を立てても仕方が無いのですが
流石、ハウスメーカーと感心していたのが
バカみたいな気持ちになりました!(笑)
まぁ
所詮は何処のハウスメーカーも
似たり寄ったりだから
期待した方がバカだったという事でしょうね!
不具合事象をご依頼主様に説明して
補修方法も一緒に説明しましたが
今回の物件の場合は
補修後の写真は頂けませんでしたが
キチンと補修されていれば良いのですが・・・・。
今日の纏めとして
住宅を引き渡して貰う前には
2030年のZEH基準以上
太陽光発電システム搭載に向けての
脱炭素住宅を考えた場合
せめて
床下の断熱材のすき間は
必ず発泡ウレタンで充填して貰いましょう!
取り敢えずは
今から注文住宅を依頼される方は
ZEH基準(UA値0.60未満)
高気密(C値1.00未満)は
必須目標ですよ!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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