2022/02/10
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<スマートで使い易い外壁通気金物として!>についてお話をします。
新築分譲住宅の購入を考えて
現地を見に行った時には
必ず
外壁通気構法が完結しているかを
要チェックして下さいね!
今日のお話は
軒ゼロの妻側(ケラバ側)外壁通気金物について
お話をします。
下記資料①②は
軒ゼロ専用の外壁通気金物の資料です。
上記資料①②は
外壁材メーカーのケイミューの商品で
外壁サイディングの下地は
胴縁下地と通気金具のどちらにも使用でき
大変スマートで
全方位の外壁面に使用できる外壁通気金物です。
ケイミューの場合は
換気金物の名称を通気部材としているので
気が付かなかったのですが
小屋裏換気金物にも使用できる様に
有効開口面積が 80cm2/m になっています。
それでもって
45分準耐火構造(軒裏)に対応していて
認定番号が QF045RS-0308 を取得しています。
ゆえに
外壁サイディング下地を胴縁下地にされる場合は
特に
この通気部材をお勧めします。
下記写真①の様な
納まりになると思われます。
上記写真①の
妻側外壁通気金物は
メーカーの注意書きには
水平部分にのみ使用の事と記載されている金物ですので
妻側(ケラバ側)には使用不可の商品です。
その使用不可の金物を使用していますので
工務店の責任施工になりますね!
それと比べれば
このケイミューの
軒ゼロ用通気部材であれば
全方位なので安心ですね!
しかし
費用面の事を考えた場合
下記資料③の
通気経路確保部材が使用し易い事になりますかね?
ただし
外壁サイディング下地は
通気金具を採用しなくてはなりません!
今日の纏めとして
インスペクターの立場から言えば
外壁通気経路が確保されているかどうか?
外部から見て
簡単に確認出来る方が良いですね!(笑)
どちらにしても
この様に商品がキチンと有りますので
外壁通気経路を確保して下さいね!
という事で
今日の内容は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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