2022/02/11
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<電話相談から現地調査になった場合>についてお話をします。
今日のお話は
最近多くなった電話相談から
実際に
現地調査に繫がった場合のお話をします。
最初の電話での相談で解決しなかった場合は
現地で調査を実施する事になります。
この場合は
事前に図面をメールして頂き
その図面をチェックし
相談内容である不具合事象の原因を
ある程度原因を検討をしてから
実際に現地調査に入ります。
で
現地で調査する前に
再度
ご依頼者様から不具合事象の現況をお聞きします。
大体は
この時点で予想していた不具合事象の原因が
一致するので調査は比較的簡単に終わります。
たまに
電話で聞いていた事以外の
不具合事象が出る場合が有ります。
この様な場合は
簡単に原因が分かれば良いのですが
大体が想定外の事なので
現地で考え込まなければなりません。
それで原因が分かれば良いのですが
そうは問屋が卸してはくれません。
考える時間が長くなってしまうので
ご依頼者様の都合も有り
結局は
写真を撮りまくって
事務所に帰ってから写真を何枚も見ながら
あーでもない こーでもない
と
写真と図面を睨めっこして
今までの不具合事象なども思い返しながら
または
色々とSNSで調べたりしながら
何とか
納得が行く原因を導き出します。
ある物件では
結論が出なかったので
日を改めて現地調査を実施する事も有ります。(´;ω;`)ウッ…
今日の纏めとして
電話相談が多くなって来たので
実際に現地調査になった場合の
流れがどう言うものなのかを
簡単に書いて見ました。
不具合事象の調査になりますので
結果的に工務店に直して貰う方向になりますが
その場合は
工務店との費用負担の攻防になります。
工務店によっては
瑕疵保険で支払いが出来る雨漏りなどは
話し合いが付きやすいのですが
瑕疵保険の免責事項の場合は
なかなか難しいですね!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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