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赤外線カメラで不具合事象を見つけられる?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<赤外線カメラで不具合事象を見つけられる?>についてお話をします。

新築住宅で有れば

引渡し2年以内に雨漏りが有った場合や

原因不明の水シミ跡が確認された場合は

工務店の無償メンテナンス期間が切れる前に

是非

赤外線カメラで原因を探してみて下さいね!

 

今日のお話は

赤外線カメラで何が分かるのか?

についてのお話をします。

下記の写真を

それぞれ説明してみます。

 

【写真①】

 

上記写真①は

屋上からの雨漏り跡の写真です。

現状が実際にまだ湿気が有るかどうかを確認した写真が

下記赤外線写真①になります。

 

【赤外線写真①】

 

上記赤外線写真①を見ると

青色から緑色の色をした部分が

現状も湿気を含んでいる事がハッキリ分かる写真です。

 

【写真②】

 

上記写真②は

マンションの勝手口部分の写真で

床及び床附近の壁に結露によるカビが発生している写真です。

 

【赤外線写真②】

 

この上記赤外線写真②を見れば

カビが発生している部分も湿気ている事が分かります。

この赤外線カメラを使用して分かる

不具合事象として多いのは

やはり

上記写真でもお分かりの通り

雨漏り及び結露の有無を確認するのに

大変便利な機器です。

それ以外に使用する場面は

下記赤外線写真③の様に

断熱材の欠損部分を見つける事も簡単に出来ます。

 

【赤外線写真③】

 

どうですか?

以前のブログにも少し紹介した様に

雨漏りの調査を工務店に依頼しても

結局

雨漏りの原因が分からない場合が偶に有ります。

この場合などは

原因が分からないからという事でほって置くのではなく

この赤外線カメラでの調査を

インスペクターに依頼して見て下さい!

水シミ跡の原因が結露と分かった場合は

その結露の原因を見つけて

不具合事象の根本から補修しませんか?

 

今日の纏めとして

結露による不具合事象は

何回もブログに書いていますが

瑕疵担保責任保険では免責項目なので

補修する保険金は降りません。

なので

新築住宅の場合は

引渡しから2年以内に

雨漏りや原因不明の水シミ跡が有った場合は

工務店のメンテナンス保証期間2年間が切れる前に

赤外線カメラで調査依頼をされた方が良いと思います。

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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