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断熱材の歴史のホンの一片?のお話です!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<断熱材歴史のホンの一片?のお話です!>についてお話をします。

今日のお話は

築25年の既存住宅の

珍しい断熱工法のお話をします。

 

この住宅を

既存住宅個人間売買瑕疵保険

適合検査を実施しました。

床の傾斜は

1階も2階も最大傾斜が3/1000

壁の傾斜も

1階も2階も最大傾斜が3/1000でした。

その他の検査項目では

外壁は1年前に塗り替えており

その時にバルコニーFRPの仕上げ塗装も

塗り替えていたので

後は

小屋裏と床下の点検口から見える範囲の

検査が問題無ければ既存住宅個人間売買瑕疵保険の

検査に問題無しという事になります。

その小屋裏床下の写真が

下記写真①、②です。

 

【写真①】

 

上記写真①は

屋根断熱工法で施工しているにも関わらず

天井断熱材も施工していて

尚且つ

妻側の小屋裏換気口まで設置していて

妻側外壁面にも断熱材が確認出来ます。

勿論

下記写真③の様に

少し見にくいのですが

外壁は外壁断熱工法でした。

 

【写真②】

 

上記写真②は

床下の写真です。

見ての通り基礎断熱工法ですが

細かい事を言えば

土台下部分には基礎断熱材が有りませんでした。

既存住宅個人間瑕疵保険の適合検査には

断熱材に関しての検査及びチェック項目が有りませんので

今回の検査には関係ない箇所になります。

 

【写真③】

 

上記写真③は

既存住宅瑕疵保険の申請に必要な

基礎部分の写真ですが

少し上を見ると

10cmぐらい基礎仕上げ面から出っ張っています。

実際の納まりは分かりませんが

外壁外断熱工法の様でした。

上記写真のどれを取っても

今現在の基礎断熱、外壁外断熱、屋根断熱の

工法と比べると中途半端な感じがしますね!(笑)

 

今日の纏めとして

上記写真①の小屋裏の工法

今現在の日本の屋根断熱工法から見ると

?????ってな感じですね!(笑)

25年前の当時では

この建物だけを見た場合

高断熱に関しての考えは有った様ですが

気密工法に関しては無頓着だった様な気がします。

まぁ

住宅断熱工法の歴史の一片を

見させて頂いたのかな?

今思うに

この建物をもう少し調査すれば良かったと後悔しています!

という事で

今日のお話は、あまり参考にはなりませんでしたね!(笑)

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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