Y&Y設計事務所
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日射・採光には、南・東窓の配置が重要ですよ!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<日射・採光には、南・東窓の配置が重要ですよ!>についてお話をします。

新築分譲住宅を見に行く時には

今日のお話を参考にして下さいね!

今日のお話は

日射採光のお話をします。

日射とは

ここでは

太陽の光が床に差し込むイメージを考えて下さい!

採光とは

自然の光の事です。

太陽の日射では無くて

例えば

室内で読書する場合には

それなりの明るさが必要ですよね!

その明るさをイメージして下さい!

 

家を探す時には

日当たりが良い立地を選ぶ様にしますよね!

だから南側が広く開いている方が

太陽の自然光が入って気持ちが良いって思われると思います。

しかし

日当たりが良いという事は

夏の場合を考えると「暑い家」になってしまいます。

かと言って

日当たりが悪いと

特に冬の場合は「寒い家」になってしまいます。

注文住宅を計画する時には

この様な事にならない様に

家のプランを

設計する建築士の方に良く相談をして

日射の取得・遮蔽を考慮した住宅にして貰って下さいね!

新築分譲住宅の購入を考える場合は

是非

「住宅診断」を実施して

不具合事象等を検査する事は勿論の事ですが

その前に

その建物の向き・窓の位置大きさ

そして

南・東側の隣棟との間隔や

隣棟の高さを良くチェックしましょう!

新築分譲住宅の場合は

日射の取得・遮蔽の事までを考えてプランをする事は

普通はしていません。

ただ単に

確認申請で通る採光計算だけを考えています。

例えば

東・西側道路の敷地で有った場合

南北の家との間隔が2mも無い場合が有ります。

その様な場合は

東西に大きな窓を付けて採光を確保したりします。

採光計算の採光は

室内の明るさとは一切関係ありません!

それとか

北面道路

北側に駐車スペースを取る為に

南側の家との間隔が2mも離れていなくて

南側に水廻り(浴室・洗面所・トイレ)を配置して

デザイン重視で北面に大きな窓を付けていたりもします。

この様な家を購入したら

一年中1階には日が入らない家に住む事になりますので要注意ですよ!

新築分譲住宅を選ぶ時には

日当たりの良い家を探して下さい。

とは言っても

その様な立地の良い所はそう滅多に有りません。

なので

何処で折り合いを付けるかです。

その参考として

下記資料①、②を見て下さい。

 

【資料①】

 

上記資料①は

南側の家との間隔を約3mの時の

冬至の12時の時間帯での

室内の日射採光の明るさを表しています。

便宜上として

建物の向きは南向きで

南側の建物も同じ建物を配置しています。

簡単に説明をしますと右側の絵が2階部分で

南側に2室にピンク色した四角部分が

南側サッシから入った日射を表しています。

1階LDKの黄色から赤色部分は

読書が出来る明るさを表しています。

 

【資料②】

 

上記資料②は

南側の家との間隔を約4mの時と6mの時で

条件は3mの時と同じです。

3mと比べて

2階の日射面積の広さが違っています。

何故

4mと6mが同じなのか?

2階室内部分は南側の家が影響しませんので変化は有りませんが

1階のLDKは正確に言えば

多少明るさが

やはり6m離れている方が明るい程度です。

1階のLDKだけで言えば

3mも6mもそれほど変わりませんが

2mにした場合は

2階に日射は入っていません。(12時の時間帯は)

どの隣棟間隔でも

1階LDKに10時前後の2時間程度

日射面積は違いますが日射が入ります。

 

今日の纏めとして

この事から考えて

この建物の向きで

日射を少しでも欲しいのであれば

1階の間取りで言えば

この窓の位置(東・南)は重要です!

南でも西側に寄っている窓は意味が有りませんので要注意!

この事を考えながら新築分譲住宅を見に行く時は

方位磁石を持って行って方位を良く確認して見て下さいね!

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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