2022/03/30
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<既存住宅の雨戸に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
買取再販の既存住宅の
チェックポイントの一つをお話をします。
買取再販既存住宅のリフォーム箇所は
普通多いのは
外壁の塗り替えや屋根の塗り替え
そして
天井・壁クロスの張替え
キッチンなどの住宅設備の取替をされています。
この様な
リフォーム工事を実施していれば
全ての不具合が綺麗にリフォームしていると
勘違いする事が有りますので要注意ですよ!
例えば
床の結露などによる不具合事象とか
窓枠の結露によるシミ跡とかを見落としてしまう事が
良く見受けられます。
「住宅診断」を実施して報告書を説明に行った時に
不具合事象を説明すると
全然気が付かなかったと良く言われます。
つまり
「買取再販マジック」と言うような
買い手側の心理を見透かした様な?
テクニックを使用して
買取再販業者が
リフォーム工事のコストダウンをしています。
この様な「買取再販マジック」とは違うと思いますが
下記写真①、②、③、④の様な
雨戸の不具合事象が有りますので
建物を見に行った時には
雨戸の必ず開閉チェックをしてみて下さいね!
上記写真①は
雨戸の鍵が錆び付いて作動しない写真です。
上記写真②は
雨戸の補強部分が錆び付いている写真です。
何故か
雨戸部分はクリーニングをしていない事が有ります。
上記写真③は
何故か詰め物をしていて雨戸を出す事が出来ません。
雨戸を動かすと何か支障が出る可能性は否定できません!
「住宅診断」を実施する時は
このような場合は無理して雨戸を動かす事はしません。
何故ならば
無理して動かして
破損させる可能性が有るからです。
上記写真④は
雨戸の開閉チェックををしていて
雨戸を閉めた時に鍵の位置が違っていました。
この様な事は
雨戸の開閉をして初めて分かる事なので
必ずチェックしておきましょう!
今日の纏めとして
建具全般(サッシ、玄関ドア、勝手口ドア含む)を
必ず開閉チェックしましょう!
と言っても
見落とす事が有りますので
不安が有る場合は
「住宅診断」を依頼しましょう!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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