2022/04/13
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<完了検査の立ち合いでの気付きとして!>についてお話をします。
今日のお話は
前回に続いて
新築分譲住宅の完了検査の立ち合いで
気が付いた事をお話します。
下記写真①は
バルコニーの下側の軒天と壁との取合い部分に
外壁通気の排気口金物が設置されていませんでしたが
外壁妻側には
キチンと外壁通気の排気口金物が設置していました。
この部分は
他の工務店の現場を見ても
何故か設置していない工務店が多いですね!
下記写真②は
ユニットバス下の基礎断熱材点検口部分に
既製品を使用した写真です。
残念ながら
この断熱材を貫通している
配管廻りのすき間処理が出来ていませんでした。
下記写真③は
ユニットバス下の
基礎断熱材を施工している写真です。
断熱材天端と基礎天端部分に
シッカリと発泡ウレタンを吹いていますね!
上記写真からもお分かりになると思いますが
床下の断熱材の施工に関しては
配管廻りのすき間塞ぎを忘れていましたが
簡単に補修が出来ます。
床下断熱材の施工も見える範囲では
ほぼすき間無しでしたので
今後の
この工務店の課題として
バルコニー下側の外壁との取合い部分に
外壁通気の排気口金物を設置する事を
指摘させて頂きました。
同じ工務店でも
現場担当者が変わってしまうと
指摘箇所が微妙に変わって来ます。
工務店内での情報の共有をして欲しいですね!
今回は
ブログの題材に丁度マッチした不具合事象だったので
アップさせて頂きました。
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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