2022/04/17
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<リフォーム工事前に建築物石綿含有建材調査?>についてお話をします。
既存住宅を購入して
リフォーム工事を考えている方
又は
自宅のリフォーム工事を考えている方は
もしかしたら
「建築物石綿含有建材調査」
が必要になるかも知れませんから要注意ですよ!
今日のお話は
4月12日に
NPO法人日本ホームインスペクターズ協会の
ホームインスペクション研修動画セミナーが
まちづくり市民交流プラザで開催されました。
この時のお話をします。
セミナーの内容は
初心者向けに調査方法などを
動画で分かり易く纏めた内容で
大変割り易かったです。
この動画が8年前に有ったならば
最初から自信満々に
インスペクションが出来たのではないか・・・・。
下記写真①、②は
セミナー時の写真です。
セミナー終了後に
質疑応答が有り
最後に話題が出たのは
下記資料①の
「建築物石綿含有建材調査者」の事でした。
私の場合は
この講習制度が有る事は知っていましたが
どちらかと言うと
「住宅診断」には関係が無い
別に必要が有る資格とは考えていませんでした。
しかし
皆の話をよく聞いて見ると
令和4年4月1日から
建築物等の解体等を行う前に実施する
「石綿含有建材の調査結果」を
都道府県等に報告する必要が有り
事前調査結果の報告が必要な工事が
下記資料②になります。
リフォーム業者にとっては
お金が絡んで来ますので大変なのかな?
Y&Y住宅検査の場合は
第三者性を遵守しますので
リフォーム工事などの請負工事をしませんから
この資格の必要性は感じませんが
しかし
特に上記資料②の内容は
知識としては持っておかなければいけませんね!
今日の纏めとして
既存住宅を購入して
リフォーム工事を考えている方
又は
自宅のリフォーム工事を考えている方は
リフォーム工事費が
アップする可能性が有りますので
「建築物石綿含有建材調査」の有無を
よく確認しておく事が必要ですよ!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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