2022/05/09
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<既存住宅購入時のインスペクションの必要性は?>についてお話をします。
今日のお話は
インスペクション業界と言うのは
宅建業界とか住宅業界の様な
確固たる立ち位置が存在するのか?
と言うお話をしてみます。
以前
「正直不動産」のドラマの話の中で
インスペクターとはどんな職種なのかが
放映されていました。
後日
録画されたものを見たのですが
実際のところ大変ショックを受けました!
私がこのドラマを見て感じた事は
インスペクターが不動産業者から
不利な事は言わない様に!
不利になる事を言わなければ
今後は
インスペクションの仕事を
おたくに回しますよ!って言われ
ドラマの展開で
インスペクションの結果は問題無し
と言う内容(あやふやな展開だったが)で
買主が契約書にサインをしようとする流れの様に見えました。
それが
主人公からインスペクターへ
今日であなたのインスペクター人生が終わりますよ!
良いんですか?って言われて
何故か(ドラマだからなのか)
インスペクションの依頼者に何も話をせずに
その場を離れてしまいました。
もし
主人公に叱咤されて改心したのであれば
詳細検査をする為の道具を取りに行きます!
とかの一言を伝えていれば
フロアーをはぎ取る事にはならなかったはずです。
剥ぎ取った後に戻って来て
不具合事象の説明を力説していたのですが・・・・。
私から見れば
最初に不動産業者から言いくるまれた事と
何も説明無しにその場を離れた事は
最悪の流れと私は見て取れました。
ここから本題に入ります!
例えば
既存住宅の取引の時に
インスペクションが義務化で有ったならば
悪いインスペクターのドラマの話であっても
実際に依頼する時には
良い(信用できる)インスペクターに依頼すれば良いと考えるでしょうが
残念ながら現状は
インスペクションが義務化になっていません!
今後
このドラマを悪用して
「正直不動産」のドラマでも有った様に
インスペクターは信用できない職種だから
無駄な費用をかけてまで依頼する価値は有りませんよ!って
不動産業者がお客様に対して話す様な気がします。
この「正直不動産」のドラマを見て
どれだけの人が
インスペクターにインスペクションを依頼した方が
安心だと思うでしょうか?
今以上にインスペクションの仕事が増えるどころか
減って行くような気がしてならないのです。
まぁ
今更心配しても仕方が無いけど
あのドラマを監修した人は
これでインスペクションの必要性が知らしめられたと
思っているのでしょうね! (´;ω;`)ウゥゥ
それでも
私だけがヘソが曲がっているから
インスペクションの不必要性が知らしめられたと
思ってしまったのでしょうか?(笑)
今日の纏めとして
この「正直不動産」のドラマの中の
インスペクターの様な人はいないとは言い切れませんが
それでも住宅を購入(契約)する前に
第三者性を遵守しているインスペクターに
「住宅診断」を依頼しましょうね!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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