2022/05/22
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<「初期性能維持」と言う新しい言葉を発見しました!>についてお話をします。
今日のお話は
WEBセミナーで気になった事をお話します。
今週は
何故か立て続けにWEBセミナーが有ったのですが
定期的に開かれているセミナー以外のセミナーに初めて参加すると
何故か
設計事務所や工務店が知識を増やす為のセミナーでは無くて
どちらかと言うと
国土交通省や大学の先生達の
自己満足の為のセミナーだった様な気がしました。
同じ「脱炭素化」のお題目が頭についていれば
やはり参加して聞いておかないとって思うのですが
今週たて続けに有ったWEBセミナーはハズレでした。
で
今日のWEBセミナーは
今迄何回か参加させて頂き
大変勉強になるセミナーでしたが
役所での相談が長くなってしまい
終わり頃からしか参加できませんでした。
それでも「初期性能」と言う言葉に
なるほど!と感じ入ってしまいました。
この「初期性能」と言う言葉の前後の流れは
最初に建てた時の断熱性能・気密性能が
大変高い住宅だったとしても
地震が来て家が揺れた場合は
断熱材が切れたり気密シートが外れたりしてしまい
それぞれの断熱性能や気密性能が落ちてしまっては
元も子もなくなりますよ!
その為に重要なのは
耐震性や制震性等を考える事が重要ですよ!
と言う様な内容のお話から
「初期性能」を維持する事が大切ですよ!と言うお話でした。
以前のブログにも
この「初期性能」と言う言葉は使用していませんでしたが
高気密・高断熱住宅を建てるのであれば
大きな地震が来た時の事を考えた場合は
許容応力度計算の耐震等級3の住宅を
建てませんか?と言う内容をアップしています。
と言う様な事で「初期性能維持」と言う言葉を発見!
今後は頻繁に使って行きたいと思います。
という事で
今日のお話は、お終い!
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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