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敷地のCB土留め擁壁に要注意!①

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<敷地のCB土留め擁壁に要注意!①>についてお話をします。

既存住宅を建て替えを目的として購入される方とか

自宅を建て替える時には

事前に

CB土留め擁壁の有無を確認して見ましょう!

 

今日のお話は

役所の建築課へ

建築相談に行った時のお話です。

 

最近の住宅設計の案件で

CB土留め擁壁の敷地へ建てる案件が

何故か多くなった様な気がします。

 

今回

役所へ相談に行った案件は

分譲住宅の設計で崖条例の30°ラインを

何処から引っぱれば良いのかを

確認しに行ったのです。

 

案の定

キツイ方から30°ラインを引っぱる事になったのは

それはそれで仕方が無いと思ったのですが

違う問題が出て来たのです。

 

それは

今回相談した敷地が道路面より高く

 

石積み擁壁の上に

型枠CB土留め擁壁を3段積んでいたのですが

現状の地盤面を設計GLするのであれば

その型枠CB土留めを全て撤去して

コンクリート土留め擁壁

石積み擁壁に荷重がかからない様に

内側に施行しなければならないと指摘が有りました。

 

えぇ~ウソだろぅ・・・・!

 

実際に考えていたのは

型枠CB土留め擁壁3段の内

1段を撤去して2段積みの土留め擁壁にして置けば

問題無いと考えていたからです。

 

他の区役所では

それで何も指摘が無かったからです。

 

他の役所に確認したところ

東区役所は2段までの土留め擁壁は問題無しで

佐伯区役所、廿日市市役所は少し条件付きでしたが

 

念の為に

物件ごとに確認の必要性は有りそうですね!

確認申請の代行業務をしていて

昨年辺りから指摘が入り出した様な気がします。

 

今日の纏めとして

既存住宅を建て替えを目的として購入される方とか

自宅を建て替える時に

CB土留め擁壁の有無を確認して見ましょう!

 

コンクリート擁壁などにやり替える等の

余分な費用がかかる場合が有りますので

よく注意しましょうね!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これでお終い!

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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