2022/05/25
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<性能向上リノベーションの構造見学会として!>についてお話をします。
先日
山口市内に於いて
戸建て性能向上リノベーションの
構造見学会に行って来ました。
高速道路を走るのが大変怖かったのですが
何とか高速を無事降りました。
がしかし
問題が発生したのです。
行先の住所が
新しい住居表示になっていたので
古いナビに入れても案内をしてくれず
迷いに迷ってどうにもならなくなって
会社に電話をして道案内をして頂きました。
何故か
事務員さんが私の居所をハッキリ分かっていた様で
的確な道案内のお陰で迷う事無しに無事到着しました。
で
目的の構造見学会の現場に行って
性能向上リノベーションの
説明などを聞き色々と勉強させて頂きました。
前回は
違う工務店で
新築住宅の上棟が終わった後の構造見学会で
屋根断熱の屋根通気等を見せて頂き
今回は
戸建て性能向上リノベーションの構造見学会でした。
やはり
座学での知識では分からない事が多いのですが
実際の現場を見れば
漠然としていたものが
本当にハッキリと理解出来ますね!
今回の見学会で感心した事は
既存住宅の耐震診断を実施して
耐震改修促進法(評点)で一番強い
評点1.5の耐震改修を実施していた事です。
普通に考えて
築古の既存住宅を
評点1.0でも御の字と思うのですが
それを
新築住宅で当て嵌めて見て
耐震等級3に相当する評点1.5の耐震改修です。
それを実現する為に
YKKの「フレームⅡ」で耐震補強をしていました。
この商品は
窓を減らさず耐震補強を可能にする商品で
今後の為に
使い勝手などをよく検討する事が必要ですね!
この「フレームⅡ」については
いつかブログで商品説明をアップします。
ここの工務店の特徴の一つに
「住まいの電磁波対策」を導入している事です。
以前
お話を聞かせて頂いた時には
あまりピンと来なかったのですが
今回の外壁の断熱材の仕様を
わざと一つランク落としている理由が
携帯電話の電波が
最高ランクの断熱材では入りにくいと言う説明から
そう言えば
「住まいの電磁波対策」の話を思い出したのです。
この「住まいの電磁波対策」を
ずっと継続している事にも大変驚きでした。
この電磁波対策を説明している
この工務店のブログを下記にアップします。
<リノベーション現場での電磁波対策>
https://studio-sense.jp/report-blog/8265/
よく読んで参考にしてみて下さい。
今日の纏めとして
今回の見学会を見学した事で
性能向上リノベーションの
設計や住宅診断の依頼が有っても
自信を持って対応が出来ますね!
本当に見学会に誘ってくれた事に「感謝」です!
という事で
今日のお話は、お終い!
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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