2022/06/03
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<設計依頼が有った場合は事前に下調べ!>についてお話をします。
住宅以外の
設計依頼が有った場合は
事前に
実際に現地の敷地環境を確認し
その足で役所に行って
建築に関わる法令関係等の規制などを確認に行きます。
私の場合は
分譲住宅の設計依頼が多いので
普通はグーグルで確認出来る場合は
現地に行く事は有りません。
不動産業者の方も
建築に関する法令関係を調べて
敷地を購入するので
プランの良し悪しくらいが手直しになる位です。
ただし
頂いた資料が古かったりした場合は
やはり現地を確認して
念の為に役所へ事前相談(確認)をしないと
安心してプランが出来ませんね!
でも
ある設計事務所の方は
注文住宅などの個別の設計依頼が
多いからなのでしょうが
本設計の依頼が来るまでは
わざわざ役所へ確認に行かない事に少し驚きました。
実際に仕事になるかどうかも分からない案件に
時間を費やしてまで行くかどうかは
費用対効果の事を考えた場合は有りなのかな?
その設計事務所が作成した図面に
「*口頭質疑による計画の為、建築指導課などによる変更等がある場合が有ります。」
という文言を記載しているので
役所に相談に行って初めて色んな規制が有った場合は
この事を伝えてプラン変更をされるそうです。
これが許される設計事務所は
一見凄いと思う反面
プランを遣り替える手間を考えると
最初に
役所などで法令関係の下調べをしておいた方が
効率が良い様に思うのですが
設計事務所のそれぞれのやり方が有るのでしょうね!
ってしょうも無いお話になりましたが
今回携わっている共同住宅の場合は
正にプラン変更になるかどうかの瀬戸際です!
時間が無いので
見切り発車で設計を進める事しましたが
良い解決策が見つかる事を期待したいですが
多分プラン変更になるだろうなぁ・・・・。
今日一日
外出せずに図面作成に集中していました!
この様な急ぎの仕事が有る中
急ぎの住宅診断のご依頼が入り
3日後に実施する事に決定!
大変だけど本当に有難い事ですね!
今日のお話は、これでお終い!
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊