2022/06/16
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<各行政の建築課トップの考え方次第で!>についてお話をします。
今日のお話は
各行政の建築課のトップ(課長)が
生真面目な人であれば
確認申請を降ろすのに一苦労します。
と言うお話をします。
生真面目にも色々有って
生真面目と言えば良い方に取れば
考え方の筋が一本通っていて
その人がその様に言うのなら仕方が無いと
思われる方で有れば良いのですが
その反対と言うか
自分で何でもかんでも責任を取りたくないから
一々責任を逃れる為に
何の法的な規定も無い施工に対しても
安全性を確認して下さい!と言われます。
例えば
CB2段積み土留めの安全性を確認しろと言われても
アンカーを400ピッチで打って
上部に鉄筋を通す施工の
何の安全性を確認すれば良いのか?
この施工の安全性を確認する方法を教えて下さい!
と聞いて見ると
構造計算を実施しないとダメと迄は言わない!
と返事が返って来ます。
だから何をどうすれば良いのか教えて下さいと言っても
また同じ事を繰り返すだけ。(笑)
要するに
自分の言った事に責任を取りたくないだけです。
他の区役所で有れば
CB2段積み土留めはブロック塀とは考えないから
問題は有りませんよ!って一言で済んでしまいます。
この違いは凄いと思いませんか?
普通に考えても(素人が考えても)
CB2段積み土留めの施工が
どんだけの災害をもたらすのか?
何事も100%の安全性は無いのだから
CB2段積み土留めはブロック塀とは考えないから
問題は有りませんよ!って言ったからと言って
その担当者に責任問題は求めないですよね!
それを
何度も安全性を確認して下さい!
としか言わないのは理解に苦しみます。
今日の纏めとして
各行政の建築課のトップ(課長)が
責任逃れをする建築課の課員は
全員が責任逃れをする対応をして来ます。
その行政の建築課の伝統なのかもしれないですが
屁理屈が多すぎ!(笑)
今日は
イライラがマックスに達したので
事務所の胡蝶蘭を見てストレス解消!
という事で
今日のお話は、お終いにします。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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