2022/06/24
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<家の不具合事象の補修を何処に依頼するのか?>についてお話をします。
今日のお話は
住宅の不具合が気になり出したので
リフォーム業者に依頼して見てもらう為には
どうすれば良いのかをお話します。
最初に
注文住宅で住宅を建てた場合は
最初の2年間は
アフター点検の有無は別として
不具合を感じたら工務店の方へ連絡して見てもらって
悪ければ補修などをして頂いていたと思います。
その後
その工務店との関係が悪化せずに
良い関係でお付き合いが出来る場合であっても
親しくしていた営業担当者とか
現場監督が退職してい無くなった場合は
なかなかその工務店には電話しづらくなるそうです。
まだ
その工務店が有れば
何とかOB客として対応はして頂けると思います。
ただ
その会社が無くなった場合が問題です。
その場合
家に不具合が生じた場合にどうすれば良いのか?
ここで住宅診断業者のインスペクターに
不具合の調査を依頼すれば良いのですが
そこ迄は気が回らないので
大体は
リフォーム業者などのチラシを見て電話したり
訪問販売の営業マンがたまたま来た時に
不具合調査依頼をしてしまうケースが多い様です。
既存住宅を購入された方は
知り合いに工務店の方がいなければ
上記と全く同じ行動をとられます。
今回のお話は
そのリフォーム業者などに
不具合事象の調査及び補修工事を依頼されるのが
悪いと言う訳では有りません。
同じ補修工事に大金を出すのであれば
その不具合事象の原因を必ず見つけて貰って
不具合事象の表面だけを補修するのではなくて
その不具合事象の原因から補修しませんか?
と言う提案です。
不具合事象の調査をされた方が
建築専門の建築士で有ればまだ良いのですが
エンドユーザーに分からない事を適当に伝えて
表面の不具合事象だけを
補修しようとする場合も有りますので
必ず念の為に
第三者の建築士か
他の工務店(工務店協会に登録している工務店)に
片っ端から電話をしてみて
対応の良さそうな工務店に
相見積もりを依頼して見ましょう!
そうすれば
ある程度は安心して依頼が出来ると思います。
それでも少し不安が有るのであれば
費用がかかりますが
私共の様なインスペクターに
調査依頼をされると良いでしょう!
今日の纏めとして
知り合いの工務店とかがいない場合は
家の不具合事象を見て貰って補修する場合は
必ず相見積もりを取ってそれぞれに
不具合事象の原因と補修方法を確認して見ましょう!
適当に答える業者の方は
見積が安いかもしれませんが要注意しましょうね!
それでも不安が有れば
インスペクターに調査依頼をしてみて下さいね!
ただし
不具合事象の原因調査が出来るインスペクターに
依頼して下さいね!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これでお終いにします!
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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