2017/01/18
◆Y&Y住宅検査の住宅診断マニュアル(トイレ・洗面ユニット編)として
(キッチン編)に続き、依頼者様に住宅診断とは、どんな所をどの様に診て行くのかを分かり易く大まかに書いて行きたいと思います。
今回のタイトル(トイレ・洗面ユニット編)の説明に入ります。
当初は、(住宅設備編)として浴室、キッチン、トイレ、洗面ユニットを一緒に書く予定でしたが、それでは余りにも大まか過ぎるので、今回は(トイレ・洗面ユニット編)を書く事にします。
◆トイレの診断
最初に、トイレ全体を診て劣化状態などを確認します。
次にトイレの水を流し、排水量は適量か、排水が終わった直後に「ゴボゴボ」等の異音の有無、トイレ本体に接続している給水管からの漏水の有無などを確認します。
換気扇が有る場合は、換気扇の作動不良の有無も確認して行きます。
(写真上の左側)トイレ本体の床との取合いに、水(この時はオシッコと判断しました)が溜まっている事例。
(写真上の中側)トイレの排水が終わる直前の状態から異音の有無を確認する。
(写真上の右側)トイレ本体の接続している給水管からの漏水を確認する。
瑕疵が見つかった場合は、その写真を撮り、その場所と症状をチェック図面に記入して行きます。
◆洗面ユニットの診断
最初に洗面ユニット全体の劣化状態を診ながら、ボールに水を溜め、給水(給湯)管からの漏水の有無を確認します。(写真上の左側)
次にボールに溜めた水を流し、排水トラップ等からの漏水の有無を確認します。(写真上の中側)
最後に、排水ジャバラ管と排水パイプの接続部分からの漏水の有無などを確認します。(写真上の右側)
瑕疵が見つかった場合は、その写真を撮り、その場所と症状をチェック図面に記入して行きます。
※トイレ、洗面ユニットの診断時には、ここには書いていませんが照明なども診ます。
今回は、ここ迄とします。
次回は、(壁・床の傾斜測定編)を予定しています。
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