2022/07/09
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<築浅分譲住宅の場合の瑕疵保険は?>についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅瑕疵保険のお話をします。
最近?という事ではなく
新築分譲住宅を購入された方が
2年とか5年で売りに出される場合が有ります。
原因は
それぞれ有るのでしょうが
仕方が無いのでしょうね!
で
今日のお話は
築浅既存住宅の瑕疵保険の事についてです。
新築分譲住宅の場合は
瑕疵保険の掛けているのが売主です。
で
新築分譲住宅の売主の殆どが
不動産業者になります。
ここで問題が一つ出て来るのです。
新築分譲住宅の場合は
売主が瑕疵保険を掛けていますが
その住宅を
最初の買主から第三者に
所有権が移行する時点で
瑕疵保険もそのまま
新しい買主に継続されれば良いのですが
当初の売主(不動産業者)が
瑕疵保険の継続に対してOKを出さないのです。
不動産業者にとって
瑕疵保険の継続はデメリットは有っても
何一つメリットが無いので仕方が無いのでしょうね!
つまり
新たに購入する人は
築浅なのに瑕疵保険が付いていない
住宅を購入する事になります。
それが不安な場合は
既存住宅個人間売買瑕疵保険に加入しようとします。
どちらかと言うと
買主がが瑕疵保険が無い事で
購入を躊躇する様な場合に
仲介業者が
既存住宅瑕疵保険に入る事が出来ますよ!
瑕疵保険に入れるという事は
それだけ安心だと思いませんか?
って勧めるのです。
まぁ
それはそれで
その既存住宅に劣化事象等の検査チェックが入るから
何もしないよりは安心かな?
出来れば
既存住宅瑕疵保険の場合は
瑕疵保険に加入出来るかどうかの
検査をするだけなので
「住宅診断」を実施して
問題が無ければ瑕疵保険に加入する事の方が
より良いと考えます。
でも殆ど100%近くは「住宅診断」は依頼しないね!(笑)
今日の纏めとして
築浅の既存住宅を購入される方は
既存住宅加入の為の検査を実施しても
ほぼ劣化事象は出て来ません。
なので
「住宅診断」を実施して
不同沈下の有無または床の傾斜傾向だけでも見つけた方が
より安心だと思うのですが・・・・。
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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