2022/07/13
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<「住宅診断」前の事前プランチェックとして!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅の「住宅診断」に入る前の
他の仕事をしながら気になるので
チラッと見ただけのプランチェック
のお話をします。
2階建てでも3階建てでも
え”ぇ~~って思う様な構造が有ります。
住宅で大切な4つの項目は
「温熱性能」「気密性能」や
「耐久性能」「耐震性能」が有ります。
この中で「耐震性能」については
長い事ご無沙汰していたので
今日は
そのお話をしてみます。
熊本地震以降では
耐震等級3の許容応力度計算が
増えて来ていると思います。
が
2階建ての新築分譲住宅では
ほぼ100%構造計算はしていません。
3階建ての場合は
構造計算をしなくてはなりませんので
耐震等級1の最低の許容応力度計算はしています。
がしかし
今回は3階建て分譲住宅プランをチェックしようと
チラッと図面を見てみると
チラッと見ただけで
うっそぅ~って言う様な柱の配置をしていました。
で早速
構造計算業者に連絡して聞いて見ました。
どこどこの設計事務所の構造計算は
お宅で請け負っているか?って聞いて見たら
構造計算をしているとの返事が有りました。
チラッと見て気になった所は
外壁の入隅部分に柱が無いんだけど?・・・・
こんな構造でええんか?って聞いたのです。
耐力壁が足らない場合で
どうしようもなかったら・・・・
売主?(設計事務所)の意向で
その様に入り隅に柱を入れないでする事も・・・・
他にも
キャンチ(持ち出し)部分の耐力壁の下に
壁の通りが無いなど・・・・
床がダレるだろうなぁ~って言う様なプランです。
まぁ
許容応力度計算で一応はOKになっているから
有る程度
地震には多少は強いのかな? 知らんけど!(大阪弁?)(笑)
「住宅診断」に入る前にシッカリとチェックしたら
そんなに気にする程の問題で無いかもしれないので
よくよくチェックをしてみます!
という事で
今日は、少し軽めのお話でした。
今回は、これでお終い!
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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