2022/07/20
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<住宅を購入して「泣き寝入り」しない為に!>についてお話をします。
今日のお話は
何故?新築分譲住宅にしても既存住宅にしても
「住宅診断」を実施して「安心・納得」購入をしないのか?
についてのお話をします。
当社は
平成26年5月12日に法人会社を設立して
「住宅診断」の資格を取得してから約7年が経ちます。
最初に取得した資格は
今で言う「既存住宅状況調査技術者」の資格を取得し
知り合いの不動産業者に解体する前の空き家を提供して頂き
一人で実地研修をした事を覚えています。
今では半日も掛からない調査を丸3日かけて
「既存住宅状況調査技術者」の講習テキストを見ながら
報告書迄何とか作成したのです。
資格を取得しても周りに同業者が居らず
教えて貰う事も出来ない状態から
どの様にインスペクションを実施して報告すれば
依頼者様の期待にこたえられるかを
独学で試行錯誤しながら纏めて行きました。
結果的には
独自の調査方法や考え方で
本当に依頼者が知りたいインスペクション方法が
確立(探求)できて良かったと考えています。
つまり
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
これが結果的に
Y&Y住宅検査の「住宅診断」を実施すれば
「安心・納得」購入出来る近道だと自画自賛しています!(笑)
本題に戻り
では何故
「住宅診断」を実施して「安心・納得」購入をしないのか?
話は簡単です!
国土交通省が纏めた
「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が
インスペクションを実施しても
「安心・納得」購入が出来ない事が分かった(を誤解させた)からです!
順を追って
Y&Y住宅検査の
「住宅診断」との違い等から説明して行きます。
国土交通省が施行した
「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に沿ったインスペクションが
「既存住宅状況調査」です。
この「既存住宅状況調査」と
Y&Y住宅検査の「住宅診断」の大きな違いは
不具合事象の原因を追究するかしないか?
もう一つの違いは
各種の基準・規定(法律)に適合しているかどうか?
の調査をするかしないかの違いです!
端的に言えば
この2つの相反する事を
「建物状況調査」では実施しないのです!
もう一つの違いとして
既存住宅の「既存住宅状況調査」であれば
雨漏りとか経年劣化有無の調査がメインになりますが
Y&Y住宅検査の場合は
不同沈下の調査及び原因追及をメインにしています。
勿論
雨漏りとか経年劣化の調査も実施します。
不具合の有無だけを調査するのではなくて
その不具合や不同沈下の原因追及が
既存住宅の購入を考えている方(依頼者)が
一番知りたい所ではないでしょうか?
一番知りたい事を調査せずに
売主の立ち位置でのインスペクションになっているから
だから
「住宅診断」を実施して
「安心・納得」購入をしなくなったと言うより
インスペクション自体の価値(意味)がなくなたからです!
新築住宅に関しては
「既存住宅インスペクション・ガイドライン」と言った
ガイドラインは無いので
Y&Y住宅検査が独自に考案した調査項目を調査しています。
この調査項目に関しては
以前のブログに関連記事を記載していますから
読んでみて下さいね!
という事で
少しダラダラのブログになってしまいましたが
「安心・納得」購入を考えるなら
Y&Y住宅検査の「住宅診断」を依頼するしか無いですね!(笑)
今回は、これでお終いにします!
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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