2022/08/01
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り（又は後悔）しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、＜新築分譲住宅の「各規定違反検査」として！＞についてお話をします。
今日のお話は
既存住宅は「住宅診断」が必要なのか？
新築分譲住宅は「住宅診断」よりも
各種規定を
遵守しているかどうかの新しい検査方法が必要では？
と言う様なお話をします。
最初に
既存住宅の「住宅診断」についてお話をします。
宅建業法が改正される迄の１年ぐらいは
宅建業者もインスペクションとは何ぞや？
ってな感じで
積極的に講習会などに参加されていた様に思います。
私自身も
２回ほど講習会に呼ばれて講師として
「住宅診断」とは？
についてお話をさせて頂きました。
それが
宅建業法改正が施行されて１年も経たない内から
宅建業者は冷めてしまった様です。(笑)
冷めてしまったと言うよりは
インスペクションそのものが義務化ではないし
ただ単に
媒介契約時にインスペクション業者の斡旋などの
説明が義務化と言うだけで
書類上の簡単な説明と
チェック欄にチェックをするだけで
宅建業法違反にならない事が分かってしまったのです。
だから敢えて
契約まで時間がかかってしまう
インスペクションを薦める事はしませんよね？
ここで問題なのが
買主側の不勉強という事です。
買主側が不勉強だから
既存住宅を契約する前に「住宅診断」を実施する事の
必要性を感じていないのです。
最終的に
不具合事象の有る既存住宅を購入してしまったら
困るのが買主側なのですが・・・・。
その時になって
不具合事象を調査する為に
慌ててインスペクションを実施する事が
一般的になるのでしょうね？
まぁ
不具合事象が出ていても
それに気が付かない場合も有るから良いのかな？
この様な事から
契約前に実施する
既存住宅の「住宅診断」は必要無いのかなぁ～？
って考えています。
次に
新築分譲住宅の場合はどうか？
もともとインスペクションは
古い・汚いと言うイメージが有る既存住宅を
流通させる事が目的だったので
新築分譲住宅に対しては
「既存住宅インスペクション・ガイドライン」
と言う様なものは存在していません。
新築住宅なのだから
何も不具合事象なんか有るはずが無い！
ってな感じなのでしょうね。(笑)
がしかし
現実はどうでしょうか？
このブログでも沢山アップしている様に
建築基準法違反や
各規定・基準を遵守していないなど
酷い瑕疵・欠陥と言われてもいい程の
不具合事象が後を絶ちません！
この事を防ぐ方法は
「住宅診断」と言うよりは
「各規定違反検査」と言う新しい分野が必要と考えます。
皆さんはどう思われますでしょうか？
建築士であるインスペクターで
新築分譲住宅の「各規定違反検査」に
賛同して実施してくれるインスペクターが
どんどんと現れたら嬉しいけどなぁ！
今日の纏めとして
もう既存住宅の「住宅診断」は必要性は無いですね！
これからは
新築分譲住宅の「各規定違反検査」の
時代が来れば良いですね！
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか？
今回は、これでお終いにします。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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