Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

2年間のアフターサービス保証は義務?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<2年間のアフターサービス保証は義務?>についてお話をします。

今日のお話は

先日朝一番に電話相談に絡んだお話をします。

 

朝一番に事務所でする事は

神棚の榊の水を入れ替える事から一日が始まります。

 

その榊の水の入れ替え途中に電話相談が入ったのです。

その中で気になった事を一つお話をします。

 

その相談者の方は

新築分譲住宅を購入して明日で丸2年になるとの事

 

高断熱・高気密住宅という事で購入されたとの事ですが

コンセントやスイッチから風がスースー入るとの事や

台所の換気扇のすき間?などの相談が有ったのですが

 

その中で特に気になった事は

定期点検とか2年点検のお話をしていて何?って言う事が有りました。

 

今迄の2年間の間に

色々と手直しを依頼したそうですが

その工務店?が直さずに直接メーカーへ連絡して下さいとか

それは免責です等々・・・・。

 

アフターサービスのお話を聞いて見たら

その工務店?が言うには

引渡しから5年になったら

点検に行きますとの事

5年間は無償保証が付いている?????・・・・。

 

あれっ?

新築分譲住宅の一戸建ての場合は

2年間の無償で補修してくれる

「アフターサービス保証」が付いていない?

 

その相談者の方に対して

2年間の「アフターサービス保証」

有って当たり前の事と考えてお話をしていました。 ☜ 反省しています!

 

ところが

この電話相談の後に色々と調べてみると

 

品確法などの法律では

「構造耐力上主要な部分」「雨水の浸入を防止する部分」に関して

10年間の保証が義務付けられているだけという事が分かりました。

 

つまり

「アフターサービス保証」とは

工務店などの独自の保証内容や期間を決める事が出来て

「アフターサービス保証」義務ではない事が判明しました。

 

調べて見てビックリ!

 

新築一戸建ての場合は

2年間の「アフターサービス保証」

有って当たり前と言う考え方は今後は要注意ですね!

 

でも広島県では当たり前なのですが・・・・。

 

今日の纏めとして

新築一戸建ての場合は

2年間の「アフターサービス保証」

何も言わなくても付いてくる事が当たり前と言う考え方を

今後は改めなければなりませんね! ☜ ホントにビックリポンでしたね!

 

なので

新築一戸建てで特に新築分譲住宅を購入される方は

この2年間の「アフターサービス保証」の有無を

必ず確認して下さいね!

 

つまり

無償で補修してくれる期間を確認する事が重要です!

 

また追伸として

新築分譲住宅の場合は

定期点検を実施して貰えない事が殆どなので

 

以前のブログにも書いていますが

2年間の「アフターサービス保証」が有る場合は

 

2年の保証期間が切れる前に

インスペクターの検査を依頼される事をお勧めします。

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わりです!

 

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊