2022/08/03
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<「住宅診断」の猛暑対策として!>についてお話をします。
今日のお話は
夏期の「住宅診断」についてのお話をします。
先日
築10年の3階建て住宅の
既存住宅売買瑕疵保険適合検査を実施しました。
14時からのスタートだったので
猛暑日の一番熱い時間帯だった為か
2時間半くらいしか掛かっていないにも関わらず
半分意識朦朧状態でした! (笑)
瑕疵保険法人によって
床の傾斜計測方法が違いますが
当社の場合は
床の傾斜計測方法が違う瑕疵保険法人の両方に
検査事業者の登録していますので
どちらかの計測方法でクリアできる
瑕疵保険法人へ申し込む事ができます。
殆どのインスペクターは
1社だけの瑕疵保険法人の検査事業者にしか登録していません。
何故ならば
何処の瑕疵保険法人も同じだと思って要るようです。
しかし
実際は全然違う事を知らないだけです!
なので
既存住宅売買瑕疵保険適合検査に
床の計測で適合せずに加入出来ない場合が多々有ります。
ただし
計測方法が違い計測機器も違うので
2種類の機器を
持って行かなければなりませんけどね!(笑)
では今日の本題に入ります。
夏期の「住宅診断」で気温が36°以上の時(猛暑)に
3階建ての「住宅診断」を実施した場合は
ホント眩暈がします! (笑)
それでもって
既存住宅瑕疵保険適合検査も一緒に実施する時には
検査計測機器の数が多くなりますので
その検査機器を
3階まで持って上がったり降ろしたりがホント大変です。
床の傾斜計測の為に
一部屋の床の計測を最低9か所計測しますので
立ったりしゃがんだりの繰り返しで
昼前には既にくたくた状態です。(笑)
お昼の休憩中に
エアコンの効いた事務所に戻れるような近場で有れば
身体を休めてリフレッシュできますが
そうでない場合は
クルマでエアコンを効かせて昼食を取るのですが
疲れが溜まるいっぽうですね!(笑)
夏期以外の時間配分としては
午前中に外部の診断を済ませて
室内の床・壁の傾斜計測が
どうにか終了させていたら良い方です。
午後からは
サッシ・木建具のチェック
キッチンやユニットバス等の住設のチェック
最後に
小屋裏に入っての検査を終わらせた後に
床下に入っての検査になります。
夏期の昨今の猛暑の場合は
先ず一番にする事は
3階まで1.8mの長い重たい脚立を
階段にキズを付けない様に慎重に持ち運んで
小屋裏に入っての検査を実施します。
朝10時前なのに
もう小屋裏に入っての検査時には
汗が噴き出て来ます。
その後に脚立を
2階に有るユニットバス迄持って降りてから
3階から床・壁の傾斜計測に入ります。
床・壁の傾斜計測が終わってから
昼食を取ってから外部の検査を実施して
建具や住設のチェックにを実施して
最後に床下に入っての検査になります。
この様に
検査の時間帯を変えても
やはり昨今の猛暑日の「住宅診断」はきついですが
依頼者の方に
「住宅診断」を依頼して良かった!って思って頂ける様に
猛暑に負けず頑張っています!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これでお終いにします。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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