Y&Y設計事務所
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階段の傾斜って気が付かないものですね!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<階段の傾斜って気が付かないものですね!>についてお話をします。

今日のお話は

「住宅診断」すれば必ずと言っていい程

確認される住んでいる人も気が付かない

不具合事象のお話をします。

 

「住宅診断」を始めた頃の笑い話です。

 

最初に下記写真①を見て下さい。

 

【写真①】

 

上記写真①は

3階部分の階段を下りる所の床の傾斜です。

いきなり2/1000の計測されて・・・・うぅ

まぁ最初はこんなもんかな?って思いつつ

 

続けて

直階段を計測し始めたのですが

 

下記写真②、③の様に

4/1000が2段続き

 

その次の段が

5/1000計測したのです。

 

【写真②】

 

 

【写真③】

 

 

あれっ?

デジタル水平器が壊れたのかな? ☜ 冷汗がタラり・・・(笑)

って思って左右を逆さにして計測した写真が

下記写真④の写真です。

 

【写真④】

 

 

左右逆さにして計測しても

数値が変わらなかったので

デジタル水平器が壊れていない事にホッとした事を

良く覚えています。

 

コントの様な笑い話ですが

新築住宅なのに

こんなに傾斜が・・・・ってビックリしたのです。

 

この時はまだ経験が浅かったので

一瞬焦りましたね! (笑)

 

まぁ今では

新築分譲住宅の場合は

大工の腕が大八か大七だったのかな?

って思うくらいですね! (笑)

 

ただし

既存住宅の場合はそう簡単には行きません。

 

不同沈下の傾斜との関わり合いが出て来ますので

慎重に傾斜計測する事が必要になります。

 

実際の話として

既存住宅に住んでいる方でも

新築分譲住宅を購入しようと考えている方でも

階段の段板の傾斜には

誰一人気が付いた人はいませんね!

 

古い既存住宅の場合は

段板の左右の傾斜では無くて

前後に傾斜が付いている事が有りますので

階段の上り下りには注意が必要ですよ!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これでお終い!

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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