2022/08/24
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<注文住宅を依頼する業者の見極めが大切!>についてお話をします。
今日のお話は
リフォーム系の小さな業者と
リフォーム工事のお話をしていて
話が大きくなって建て替えになった場合は
一度
工事依頼先の仕切り直しが必要ですよ!
と言うお話をします。
注文住宅の確認申請業務を
木造系でない設計事務所からの依頼で
引き受ける事が有るのですが
その確認申請を降ろして
中間検査や完了検査に立会をして思った事は
ウッソだろう~って感じの現場が殆どで
建築基準法違反までは流石に無いですが
まともな住宅を見た事が無いです。(笑)
ユニットバス下の基礎断熱はしていないわ
小屋裏換気口を設置していないわ
勿論
外壁通気構法って何ぃ?ってな事を
指摘すると聞かれたりします。
この人達の考え方は
住宅そのものの性能云々では無くて
ただ単に
住宅の形が出来上がったらそれでOK!てな感じですね!
私からしたら
何故
この様なロクに新築住宅を建てた経験もない
リフォーム会社に工事を依頼するのだろうか?
ホント
信じられないと言うか
お施主さんが可哀そうになってしまいます!
しかし
この様なリフォーム系業者の確認申請を
間接的では有りますが
縁有って仕事を受けたので
その業者の方に
ユニットバス下の基礎断熱や
外壁通気構法などは遵守して行かないとダメですよ!
って言うと
素直に今後を気を付けて施工しますと言う方は
残念ながら一社もいませんでした。(笑)
そんな事を言われても
予算が予算なんだから無理でしょ!
って言う感じですね!
今日の纏めとして
注文住宅を依頼される人は
依頼される業者の
今まで建てた物件を見させて頂くか
設計事務所へ
設計監理を依頼された方が安心だと思いますよ!
という事で
今日のお話は、注文住宅を依頼する時は
業者の見極めが大切ですよ!
と言うお話でした。
今回は、これでお終いです。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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