Y&Y設計事務所
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隣地境界線上の不具合事象は要注意ですよ!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<隣地境界線上の不具合事象は要注意ですよ!>についてお話をします。

今日のお話は

擁壁土留めにひび割れが入っている

既存住宅のお話をします。

 

既存住宅を購入しようとして

現地を見学に行かれると思います。

 

その時には必ず

外回りの現況を良くチェックして見ましょう!

 

もし

その物件のコンクリート擁壁に1.0㎜以上

ひび割れが有った場合は

 

契約する前に「住宅診断」を依頼して

床・壁の詳細な傾斜計測を実施しましょう!

 

判定基準前後以上の床の傾斜が

確認される可能性は大変大きいですから!

 

下記写真①は

高さ約1500㎜のコンクリート擁壁に

ひび割れが発生している写真です。

 

【写真①】

 

下記写真②は

コンクリート擁壁ひび割れ幅を計測している写真です。

 

【写真②】

 

計測結果は

クラックスケールで計測できる

1.40㎜以上のひび割れがタテに入っていました。

 

この既存住宅は

外壁も屋根も綺麗に塗替えメンテナンスを実施していて

 

住宅設備は

浴室以外は全部新しいものに取り替えていました。

 

「住宅診断」を実施した結果として

このコンクリート擁壁側に

建物全体が大きく傾いていました。

 

この不具合事象と同じ様に

CB塀の目地部分がパカっと開いていたり

 

石積み擁壁の石と石の取合い部分が

極端に部分的に開いていた場合も同じです。

 

この様な既存住宅の場合は

ホント要注意ですよ!

 

今日の纏めとして

既存住宅を見学に行った時には

家だけをチェックするのではなくて

 

隣地境界線上に有るコンクリート擁壁や

石積み擁壁そしてコンクリートブロックも

必ずチェックしましょう!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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