Y&Y設計事務所
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無知と凝り固まった偏見が情報を遠ざけます!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<無知と凝り固まった偏見が情報を遠ざけます!>についてお話をします。

今日のお話は

外壁下地面材についてお話をします。

 

以前のブログで

新しく瑕疵保険の検査員になったお話をしました。

 

その後

マンションリフォームの完成検査や

既存住宅の瑕疵検査など実施して来ました。

 

で今回は

新築住宅の躯体検査に行って来ました。

 

事前に図面チェックしていて

矩計図にタイガーEXボード t-9.5と記載していました。

 

それが下記資料①の製品でした。

 

【資料①】

 

現地で検査する迄は

大建工業のダイライトの様な

耐力面材だと思っていたのですが

 

まさか

石膏ボード外壁の耐力面材として

サイディング下地の面材として使用しているとは

今日の今日まで考えた事は無かったです。

 

以前の電話相談で

外壁下地に石膏ボードを張っていて

雨漏りか何かで工務店が

外壁サイディングを剥がして見たら

石膏ボードがボロボロになっていた話を思い出しました。

 

この時に

外壁材の防火構造の構造方法を定める告示1359号

厚さ12㎜以上の石こうボードの上に金属板を

張ったものが有る事を知ってビックリした事が有りました。

 

今回の場合は

耐力面材として通気胴縁取り付け後に

サイディング張りになっているのですが

 

電話相談の件が有りましたので

今でも

結露とか雨漏りで壁内に湿気が入った場合は・・・・。

と言う不安が脳裏をかすめます。

 

しかし

SNSで良く調べてみると

なんと壁倍率

構造用合板並みの2.5~2.7では有りませんか!

 

それと

外壁に面材を張った場合のデメリットで

壁体内結露の問題が有りますが

 

このタイガーEXハイパーの場合は

湿気を通しやすいので

通気層から湿気が外部に放出され

結露の発生が抑制されると説明書に書かれていました。

 

という事で

雨漏りがしない様に施工をして

外壁通気構法の排気口がキチンと施工されていれば

デメリットよりもメリットの方が断然大きいと思いました!

 

ホント

無知と凝り固まった偏見と言うものが

 

どれだけ

新しい情報をシャットアウトしていたのだろうかと

深く反省でした!

 

瑕疵保険検査員になった目的が

色々な工務店の情報が欲しかったからですが

それ以上の収穫でしたね!

 

という事で

今日のお話は

無知と凝り固まった偏見は無くさないといけんね!

と言うお話でした!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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