2022/09/21
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<台風対策の一つとして!>についてお話をします。
今日のお話は
シャッターのお話をします。
一昔の住宅の場合は
雨戸が普通に設置されていたと記憶しています。
それが何故か
今では雨戸もだけど窓庇も殆ど設置していませんね!
デザイン性重視なのか?
コスト削減なのかは分かりません。
しかし最近は
温熱性能を上げる為のアイテムとして
庇やシャッターが見直されて来ています!
下記資料①、②は
シャッターの外観と内観の写真です。
前回のブログで台風対策の一つに
シャッターと面格子の設置を提案しました。
このシャッターと面格子の設置は
他にも防犯機能も持ち合わせていますが
今回のお話は
台風対策だけに絞って見ます。
台風対策で何故
シャッターと面格子の設置なのか?
その中で特に
シャッターだけに絞って見ると分かり易いかな?
それは
実際に皆さんも体験されていて
その時は恐ろしい体験をしたはずなのに
台風が通り過ぎたら忘れてしまっている事です。
少し詳しく説明しますと
特に掃出しサッシの場合
台風の強烈な風圧で押されて
ガラスが反っている状況を見た経験が有ると思います。
私の場合は
何回も経験が有ります。
この様に
風圧で押されている時に
外から何か小さな物でも飛んで来てガラスに当たった場合
想像しただけでも怖いのですが
ガシャン~んとガラスが割れて
台風の雨風が室内の中を・・・・・。
何時も思う事は
シャッターが有れば安心なのに・・・・と思っていました!
最近の台風は
ドンドン大きく強烈になって来ていますので
今迄は
何とか運良く持ち堪えていたとしても
今後も大丈夫と言えるのでしょうか?
って考えた場合は
リノベーションでも
シャッターや面格子の設置は必須工事と思いませんか?
もし
Y&Y設計事務所に
注文住宅の設計依頼が有った場合は
必ず
シャッターの設置をご提案させて頂きます。
今日の纏めとして
既存住宅を購入されて
リノベーションをされる時や
又は
注文住宅を設計依頼される時には
せめて
掃出しサッシだけでも設置しておきませんか?
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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