2022/09/30
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<インスペクションに対する取り組み方の違い!>についてお話をします。
今日のお話は
インスペクションに対する
取り組み方の違いについてお話をします。
最近
考えさせられる事は
インスペクションに対しての取り組み方の違いです。
Y&Y住宅検査の場合は
依頼が有った場合は事前に図面等の資料を頂いて
それを基にして
1/50の平面図と1/100の立面図を作成し
床・壁傾斜チェック図などを作成してから
「住宅診断」を実施します。
実際
この図面を作成するだけで丸1日かかります。
何故ここ迄するのか?と言うと
「住宅診断」の報告書に添付する図面など一式は
その住宅を購入された後の
「家歴書」として保管を目的に考えているからです。
この考えが有るから
特に床の傾斜は詳細に計測しています。
他のインスペクターの方は
ご依頼主から頂いた図面でインスペクションをしますので
当日、図面を頂いても何の不都合を感じません。
「建物状況調査」的なインスペクションで有れば
全然差支えは無いでしょう!
ただ単に
不具合の有無だけをチェックするのだから!
国土交通省も
それでOKと考えているので
それ以上の調査をする様な
面倒くさい事はしませんよね!
ホント
誰の為のインスペクションなのか?
買主側の為では無くて
売主側のインスペクションなのだから仕方が無いですね!
この流れを
買主側は何も知らずに既存住宅を購入されるのだから・・・・。
買主側も本当は
自分でインスペクションとは何かを調べて欲しいですね!
自分で調べないから
仲介業者のいい様にされて契約をして
何か不具合が見つかった時に初めて
「住宅診断」の必要性に気が付くのがパターンですね!
買主側が
インスペクションの必要性を調べて
インスペクターによって
インスペクションの取り組み方が違いますので
どの様な
インスペクターに依頼するか迄を
もっともっと調べて納得して依頼して欲しいですね!
今日の纏めとして
インスペクション費用の違いは
インスペクション内容の違いなので
費用対効果をよく考えて
自分が必要と考えるインスペクション内容は何か?を
よく考えてからインスペクターを選んで下さいね!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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