2022/10/07
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り（又は後悔）しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、＜注文住宅の場合は各工程検査は必要ですよ！＞についてお話をします。
今日のお話は
新築住宅の瑕疵保険検査のお話をします。
注文住宅を検討中の方は
瑕疵保険検査や役所の検査が有るから安心では有りませんよ！
出来る事であれば
第三者のインスペクターに
各工程検査（特に防水下地検査と断熱材充填検査）
を依頼される事をお勧めします！
で今回は
瑕疵保険の防水下地検査に行って来ました。
この工務店の検査は初めてなので
どの様な施工をしているか楽しみに行って来ました。
検査結果は
基本的な防水シートの納まりが出来ておらず
指摘事項として４か所指摘を上げました。
下記写真①、②は
今回の現場の写真では有りませんが
やはり同じ様な箇所の不具合事象です。
上記写真①は
バルコニー手摺と壁との取合い部分の
ＮＧ写真です。
上記写真②は
電気配線用のフレキ管廻りの
防水テープ処理のＮＧ写真です。
ホント
基本中の基本の透湿防水シートの施工が出来ていません。
がしかし
ここの工務店は
指摘した不具合事象の手直しが
大変完璧な補修の仕方をしていたのです。
と言うか
お手本になる様な施工をされていたので
ホントにビックリしました。
検査時に
現場監督が立ち会われていたので
正規の施工方法を写真を見せながら説明したのですが
今迄の検査では
この様な指摘されなかったとの事！
たまたま今回の現場だけが悪かったのかな？
しかし
施工業者は同じとの事だから・・・・
この現場だけが
この様な不具合事象が有ったという事は
少し考えにくいですね！
どちらにしても
現場監督さんが真摯に指摘事項を直されたので
この工務店は
これからは安心なのかな？
安心と思いたいですね！
次回
この工務店の検査を実施する機会が有れば
同じ不具合事象が有るのか？
それとも完璧なのか？
どちらなのかが楽しみですね！
瑕疵保険の検査は
色んな工務店とか現場監督さんと
直接お話が出来るので楽しみです！
という事で
今日のお話は、少しは参考になったでしょうか？
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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