2022/10/12
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<注文住宅を契約する前に確認する事として!>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を依頼する工務店は
本当に大丈夫なのか?
この見分け方は?
住宅を建てる工務店も色々有りますよ!
と言うお話をします。
Y&Yの場合は
住宅の設計及び確認申請代行業務と
住宅診断などのインスペクション業務の
二つの業務を行っています。
強みとして
住宅の設計業務を通して
建築基準法やフラット35の木造住宅工事仕様書
そして瑕疵保険の設計・施工要領に精通していますので
新築分譲住宅の「住宅診断」に於いて
上記の法や規定を遵守しているかどうかが良く分かります。
また
「住宅診断」業務の一環で
瑕疵保険の検査員の仕事も受けていますので
色々な工務店の施工内容も段々分かって来ています。
で感じた事は
元々がリフォーム工事の受注から
新築注文住宅を受注をしだした工務店と
最初から分譲住宅を受注して建てている工務店との違いは?
建物の品質に差が有るのか?って考えた場合は
何も差は無いと言うよりも
各工務店の社長又は現場のトップの責任者の
住宅に対する考え方次第が
建物の品質の差に現れているとハッキリと言えます!
例えば
リフォーム業者の会社の方針で
注文住宅に力を入れようと考えているが
今の社員の実力では
フラットや瑕疵保険の設計施工要領を遵守するまでは
まだまだ時間がかかると
現場のトップの責任者が考えている会社は
何時まで経っても進歩は無い様に感じます。
手直しの指摘をしても
あーだこーだと言い訳を言って直そうとしません!
それに比べて
工務店の社長自身が
フラットや瑕疵保険の設計施工要領を
遵守するんだと言う考えを実行する会社は
進歩が早いと言うか安心して検査も実施できます。
手直しの指摘をすると
正式な施工方法で手直しを完了させる!
この二つの工務店の
工事に対する思い入れは
自ずと口コミなどで広まって行くと思います。
と建物を検査する立場としては思いたいのですが・・・・。
今日の纏めとして
今から注文住宅を
どの工務店に依頼しようかと迷っている方は
是非
下記の内容を営業担当者に確認してみて下さい。
①建築基準法を遵守しますか? ☜ これを遵守しないとは言わないでしょうね!
②フラット35を使用するしないに関わらず
フラット35の「木造住宅工事仕様書」の内容を遵守しますか?
③瑕疵保険の設計施工要領を遵守しますか?
出来れば
契約書に上記の文言を「しますか?」を「します」に変えて
入れて貰うようにして下さい!
と言う事で
今日のお話は
名の通った工務店でも現場のトップの考え方がNGだった場合は
完成した建物もNGですよ!と言うお話でした。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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